認知症の前段階からの回復や、認知症発症後の進行抑制のために、家族ができる関わり方について説明した本。
認知症になってもそれは本人の責任でもないしその人の人生はそれ以前と同じように続いていることを忘れずに、本人の不安を取り除き本人も家族もそれで不幸にならないように対応することを基本に置いています。相手がどう思っているのか、何を不安に思っているのか、何で困っているのかを考え、他方で自分が介護疲れしない(介護保険や他人を使って休む)、抱え込まないことの大切さが指摘されています。なかなか実践は難しいとは思いますが、心に留めておきたいことです。
医学雑誌「ランセット」の認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会が発表した認知症の12の危険因子とそれを改善した場合の予防確率が書かれていて、視力低下が8%、中等教育を受けていないが7%、喫煙が5%…(52~53ページ)って。視力低下の方が喫煙より危険というのは衝撃的でした。
内門大丈監修 大和出版 2022年4月30日発行
認知症になってもそれは本人の責任でもないしその人の人生はそれ以前と同じように続いていることを忘れずに、本人の不安を取り除き本人も家族もそれで不幸にならないように対応することを基本に置いています。相手がどう思っているのか、何を不安に思っているのか、何で困っているのかを考え、他方で自分が介護疲れしない(介護保険や他人を使って休む)、抱え込まないことの大切さが指摘されています。なかなか実践は難しいとは思いますが、心に留めておきたいことです。
医学雑誌「ランセット」の認知症予防・介入・ケアに関する国際委員会が発表した認知症の12の危険因子とそれを改善した場合の予防確率が書かれていて、視力低下が8%、中等教育を受けていないが7%、喫煙が5%…(52~53ページ)って。視力低下の方が喫煙より危険というのは衝撃的でした。
内門大丈監修 大和出版 2022年4月30日発行