初対面の人やクライアントに臆せずに気の利いた一言を投げかけ会話を盛り上げて自分の長所を相手に印象づけて関係を強化することを目的として、雑談のタイミングやネタ作りについて、著者の考えを披露する本。
人は基本的に自分のことしか興味がないということを弁え、自分の話(特に自慢話)をするのではなく、相手が興味を持つ話題で、相手が話したいときには相手に話させ、相手が受動的な(待ちモードの)ときに話しかけ、5秒のつかみで乗ってきたらその続き、乗ってこなかったら別の話題といった具合に、相手の関心と応答、状況に注意を払いましょうということが前段で語られています。
それは、どの程度実行できるかはさておいて、なるほどと思うのですが、会話を盛り上げるためのつかみの話題のテクニックとして、「断定する」「ナンバー1と絶賛」などを挙げ「お気づきになりましたか?雑談のためならウソをついてもいいのです」(129ページ)と言われると…まぁおちゃらけた軽いキャラで売れる類いのビジネスならいいのでしょうけれど。

本間立平 きずな出版 2020年7月10日発行
人は基本的に自分のことしか興味がないということを弁え、自分の話(特に自慢話)をするのではなく、相手が興味を持つ話題で、相手が話したいときには相手に話させ、相手が受動的な(待ちモードの)ときに話しかけ、5秒のつかみで乗ってきたらその続き、乗ってこなかったら別の話題といった具合に、相手の関心と応答、状況に注意を払いましょうということが前段で語られています。
それは、どの程度実行できるかはさておいて、なるほどと思うのですが、会話を盛り上げるためのつかみの話題のテクニックとして、「断定する」「ナンバー1と絶賛」などを挙げ「お気づきになりましたか?雑談のためならウソをついてもいいのです」(129ページ)と言われると…まぁおちゃらけた軽いキャラで売れる類いのビジネスならいいのでしょうけれど。

本間立平 きずな出版 2020年7月10日発行