Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

台風26号(続き2)+α

2013年10月15日 23時44分22秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 22時になって、大雨・洪水・波浪・暴風警報になった。その前に竜巻注意情報が発表になっている。雷注意報は継続。今遠くのほうで雷鳴を聞いた。
 首都圏の通勤電車は軒並み間引き運転のようだ。これは通勤時は大変みたいだ。

 しかし、友人の情報では、会社がホテルを用意してくれるのは今では少なくなってきているらしい。自分で金を払ってホテルやカプセルホテルを確保して出勤命令に「自分からすすんで」応える社員が多くなっているとのこと。
 これは自分から申し出るような形をとった強制である。従軍慰安婦問題や、沖縄の集団自決について「強制ではない」と言い張る恥知らず連中をのさばらしているから、このようなことがまかり通るとしかいいようがない、と思うのは私だけだろうか。
 決して飛躍しすぎの発想では無いと思うが‥。
 日本の労働事情はこんなにもひどいことになっている。災害というのは、日常の問題点がいろいろなところで浮上してくるものだ。

 さて安倍晋三首相が、「賃金を上げて景気回復」、「私は福島の米を毎日食べて」と国会でほざいたという。自民党の為政者にこんな開き直りを言われてかすんでしまう日本の反体制派も、脱・反原発派も情けないと言うしかない。
 私は、原発には反対である。労使交渉に政府が深く関与してくるのも反対である。しかし風評被害を助長するような今の「反原発」運動では、現地の人々が選挙で「自民党」に期待をかけたという背理に対抗できない。
 労働組合の組織対象の人々が自民党に票を入れたという背理を乗り越えることは出来ない。

 なんとも情けない状況であろう。現在の貧困な政治状況を止揚する政治思想って何なのだろうか。解いていく糸口は私にはわからない。それがなんとももどかしい。

 台風の話がこんなところに飛んでしまった。最近の私は世の中にあまりに幻滅しすぎていると我ながら思う。ツイッター上での、悪罵・罵詈雑言の投げかけ合い、そして戦後の日本の出発点を忘れたナショナリズムに安易に乗った暴論には、とてつもない幻滅を抱いている。覗きたくないものを覗いてしまったと思うことが多い。

 長生きはしたくない、という言葉が目の前にちらついている。

台風26号(続き)

2013年10月15日 20時11分47秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 横浜市にも、大雨・洪水警報が発令された。雷・波浪・強風注意報は朝から継続している。これにともない多くの防災関係の官公庁・企業、鉄道事業者などは配備体制が本格化していると思われる。既に明日の朝の状態を想定して学校や企業で休業の体制を決めているところもある。
 この台風、10年に一度の規模ということで、9年前の台風22号の時の被害の映像が映し出されていた。横浜市内でも駐車場に止めてあった何台もの大型トラックの横転した様子などが放映されたが、情けないことにそのことについては記憶がない。配備体制からは除外されていたと思うが、まだ現役で仕事をしていたころのことなのだが‥。

 本日も夕方から雨と風が強まってきた。夕方横浜駅から外を眺めたときは、風はそれほど強いとは感じなかったが、15分ほどして自宅近くの地下鉄の駅から外に出た頃には風も強くなっていた。結構風と雨の変化が激しい。現在なかりの雨量である。

 今しがた、神奈川大学の受講している明日午前中の講座が中止になった旨、連絡が来た。この時間まで急遽電話入れをしてくれている。ありがたいことである。連絡をしてくれている方の帰途に支障がないことを願いたい。

 さて、昨日は友人と午後から、ホルモン焼きと焼酎に興じていたのだが、随分と酔ってしまった。途中で少し気分が悪くなってしまった。還り際にはすっかり元に戻ったが、遠回りのウォーキングをするゆとりはなく、最短距離を歩いて帰ってきた。そのまま布団にもぐりこんで朝を迎えたが、久しぶりに二日酔いで頭が痛かった。

台風26号

2013年10月15日 09時59分34秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 大型の台風が関東地方を直撃のようだ。今年は台風が多い年である(と思われる)。小さい頃は台風が来るというと何となくワクワクして、ちょっとした期待感があった。さすがに大人になるとそんな不遜な気持ちはなくなるが、それでも気分が高まる。
 天候というのは、風が強くなったり、雷が鳴ったり、雨が強くなったり、雪がひどくなるにしたがい、気分が高まってくる。あるいは黒っぽい雲が足早に空を駆けたり、湿気を含んだ風が乱れてふいたりするとそわそわしてくる。これは多分自然界の動物すべてに共通するもののような気がする。危険を感じて避難しようとする本能のようなものである。
 家で飼っている犬や猫でも、風が強まったり、雲が急に出て日が蔭ったりするとソワソワして、身を潜めがちになると聞いたことがある。我が家のセキセイインコもそのような時に大きな鳴き声で外の鳥と鳴き交わすことがある。
 この間、竜巻の時のちょっと危ない対応をした人のことをこのブログで記述したが、同時に竜巻を察知して、とっさに便所や窓の小さい狭い奥まった部屋に駆け込んで助かった若い女性や高齢者の話も放映された。間一発で危険を回避している。無意識と思われるとっさの行動でも、このように理にかなった行動を選択しているのを聞くと、動物的な感というもののすごさに感心する。そのような感が、都会生活が続くと、現代的な生活が当然のようになってくると希薄になるという指摘をしている学者がいる。にわかには信じ難い、検証もされることもない理論ではあるが、それでも何となく頷いてしまうことがある。
 私自身もそのようなとっさの行動がとれるか、自信はないが、本能は信じていたいものだ。

 この台風、今夜から明日の午前中にかけて関東地方に再接近するとのこと、大きな被害をもたらさないことを祈りたい。