本日は台風がひどい雨風もなく、被害も無く過ぎ去ってくれた。朝出かけたときは雨が少々降っていたが、すぐに止んだ。午後に少し降ったが一時的なもので終った。夕刻には西の空から青い空がのぞくようになり蒸し暑くなった。
昨日、ネットで日本シベリウス協会の企画である「シベリウス生誕150年シリーズ〈室内楽企画2013〉vol.2」を申し込んだ。今年の3月にvol.1が行われ、私も2日間すみだトリフォニーホールの小ホールでシベリウス漬けになった。開催日は12月8日(日)と9日(月)の2日間。会場も前回と同じすみだトリフォニーホールとなっている。この小ホール、音響も椅子の座り心地もなかなかいい。長時間座っていても特に疲れることもなく過ごすことができた。全席自由席というのも嫌味が無くて好ましい。期待の持てる2日間になりそうである。
曲目は、
★12月8日(日) 第1部 14時開演 『ヴァイオリンとピアノによるデュオ』
ソナタ イ短調 JS177 1884年 日本初演 Vn.大西智子 Pf.久保春代
ソナタ ヘ長調 JS178 1889年 Vn.桐原宗生 Pf.平原あゆみ
組曲 ニ短調 JS187 1887-1888年 Vn.永井由里 Pf.水月恵美子
組曲 ホ長調 JS188 1888年 Vn.横島礼理 Pf.飯野糸穂子
ソナチネ ホ長調 作品80 1915年 Vn.永井由里 Pf.水月恵美子
★第2部 17時開演 『ユニークなデュオ、トリオとクァルテット』
空中楼閣 JS65 1881年? 2Vn
カノン JS50 1889年 Vn Vc
デュオ ハ長調JS66 1891年 Vn Va
弦楽トリオ ト短調より「レント」 JS210 1893-94年 Vn Va Vc
水滴 JS216 1875年 Vn Vc
セレナ―タ JS169 1887年 日本初演 2Vn Vc
メヌエットとアレグロ JS128 1887年 日本初演 2Vn Vc
Vn&Va.桐原宗生 横島礼理 Vc.村井智
ピアノトリオ ト長調 JS205 1883年 日本初演
Vn.浜島泰子 林ひかる Pf.木村悠子
光の乙女 1885年 日本初演
スケルツォ ホ短調JS165 1887年 日本初演
Vn.佐藤まどか Vc.タネリ・ツルネン Pf.フォルケ・グラスベック 尾高遵子
★12月9日(月) 19時開演 『ピアノ・トリオ全曲演奏会』
プレトーク 18時15分~ フォルケ・グラスベック、舘野泉
ピアノトリオ 「ロヴィーサ」ハ長調 JS208 1888年
ピアノトリオ イ短調 JS206 1884年
ピアノトリオ 「ハフトレスク」イ短調 JS207 1886年
ピアノトリオ 「コルポ」ニ長調 JS209 1887年
Vn.佐藤まどか Vc.タネリ・ツルネン Pf.フォルケ・グラスベック
昨日予告したとおり、大学の同窓会の報告集の印刷を先ほど開始した。A4で裏表8頁仕立て。参加者全員の感想も掲載できた。このように、作成していて楽しく、そしていろいろな感慨が沸いてくる印刷物を作るというのは精神衛生上とてもいいものである。つまらないもの、新しい知的刺激がないものはいくら一生懸命に作ってもまったく面白くない。今回は製本作業も、発送作業もまったく苦にならない。実に楽しい作業をさせてもらったと感じている。参加してもらった仲間に心から感謝したい。