Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

予習・復習で思い出したこと

2013年10月26日 12時30分16秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
 明け方から雨脚が強くなってきた。しかし風はほとんど吹いていない。横浜近辺ではこのまま推移すれば特に被害も出ないですみそうな気配である。
 深夜2時過ぎの地震で目が冴えてしまい、なかなか眠れなかった。地震の揺れは長かったがそれほどではなかった。地震の揺れで体が興奮して眠れなかったのではなく、私の体感から感じた予想が大きく外れたのが応えた。何か、地震にだまされた感じがした。

 気象情報や雨の推移の予想画面を見ると、このままならばお昼過ぎ、13時から14時には雨はあがりそうである。風もないし午後からの講座の実施には何ら問題はなさそうである。
 しかし気温がとても低い。本日も昼の段階で14度になるかならないか、ということを天気予報で言っていた。

 葦原の山姥様と通りがかり人様の指摘のとおり、これから妻の淹れたコーヒーで一服することに‥。こんな気分は今年に入ってからまだ二度目らしい。コーヒータイムの後は午後の講座の復習でもしてみることにした。
 予習なんていうのは高校生まではした記憶があるが、大学入学以降はおそらく皆無だと思う。大学では単位取得や試験のために、復習は止むに止まれずせざるを得なかった。しかし、この歳になって予習・復習は予想していなかった。予習はあらかじめ講義要録や教科書がないので無理である。
 高校生のころの記憶では、予習が楽しい科目は成績が良かった。復習ばかりに追われた生物・地学・日本史・英語・政治経済・地理は思わしくなかったので、英語を除いて大学の入試の選択科目からは外した。復習ばかりに追われた科目は結局消化不良のまま推移してしまったと思う。さらに日本史・地理は瑣末な暗記にこだわる授業だったので余計に敬遠した。授業をした教師の責任というより、大学の入試問題の傾向がそうだったのだと思う。今にして思えば、日本史は本当はもっと楽しい、想像力を書き立てるものだったはずだ。
 予習というのは、理系の科目では新しい世界をあらかじめ垣間見る楽しみがあり、文系の科目では中学で習ったことや既知の知識の掘り下げが楽しかった記憶がある。また教科書を離れて、さまざまに資料を漁る楽しみがあった。数学・物理・化学・世界史・国語・古文漢文がその範疇であったと思う。

 最近よく耳にするのは「高校の勉強は世の中で役に立たない。社会で役に立つ勉強を‥」という議論だ。しかし、私は「勉強する楽しみ」の方が大切だと感じている。世の中に役に立つかどうか、という尺度は果たして正しい尺度・基準なのだろうか。少なくともそのような思考も大切なこととして切り捨てないで欲しいと思う。

地震と津波と大雨と・・

2013年10月26日 03時16分36秒 | 日記風&ささやかな思索・批評
雨が次第にひどくなってきた。その雨音を聞きながらウトウトしていたら地震。ビックリした。
かすかな揺れがとても長かった。一端収まったように揺れが止んだと思たとたんに強めの揺れがきた。揺れもユックリ。
直感では、震源は遠くで深さもかなり深いと思った。
実際震度4が最大で広範囲、しかも南は佐賀から北は北海道まで揺れている。横浜市は震度3。深そうなので津波も無いと思った。
ところが福島に津波注意報が出てビックリ。深さも10キロという。マグニチュードは6.8(のちに7.1に訂正)と大きい。
不思議なのは福島市と横浜市が同じ震度3であったこと。福島市はかなり揺れたとメールがきた。
そして今、岩手・宮城・茨城・千葉各県の各沿岸にも津波注意報が発令となった。

素人の判断の情けなさを思い知らされてしまった。

雨はまた少し強くなってきた。先ほどは雷も鳴っていた。

いやな夜である。

<追伸>
石巻で津波30センチを観測して、津波注意報は4時過ぎに解除されたらしい。津波に直接影響が無い地域の私でも、ホッとした。
横浜の雨は4時半現在、弱まっている。