15時半には強風注意報は解除され、その代わりに霜注意報が発表になった。しかし17時ころに15分ほど外を歩いてみると風がとても強かった。今の時間は再び風はおさまっている。
気温は低くなっているようだ。
先ほど30分ほどのウォーキングに出かけた。私の住んでいる住宅地の周りでも、最近は22時を過ぎると歩いている人、ジョギングをしている人も少なくなった。今年の正月初めまでは24時近くになっても仕事帰りの人とすれ違うことが多かった。今は酔っているとわかる人はほとんどいない。
コンビニの駐車場には、若い人がたむろしているがその数も少なくなった。爆音を立てて走る去るオートバイもめっきり少なくなった。私はどうも取り留めなく続く大きな話し声と、自動車・オートバイのエンジン音がとても苦手である。バイクの爆音を聞くとウォーキング中でも全身が緊張してかたまってしまう。昔同僚に「そのかたまり方は病気レベル」と言われた。
【⇒https://www.iwanamishinsho80.com/post/pandemic】
友人が上記サイトからPDF版を手に入れ、コピーをくれた。本日の夕がたに読了。なかなか歯切れがいいし、切り口は納得できる。
最後の個所で武漢で封鎖の日々の日記を公開した作家方方の文章が引用されている。
「一つの国が文明国家であるかどうかの基準は高層ビルが多いとか、クルマが疾走しているとか、武器が進んでいるとか、軍隊が強いとか、科学技術が発達しているとか、芸術が多彩とか、さらに、派手なイベントができるとか、花火が豪華純爛とか、おカネの力で世界を豪遊し、世界中のものを買いあさるとか、決してそうしたことがすべてではない。基準はただ一つしかない、それは弱者に接する態度である」
作者はこの方方の言葉に次の言葉を補足している。
「危機の時代は、これまで隠されていた人間の卑しさと人間の危機を顕在化させる。危機以前からコロナウイルスにも匹敵する脅威に、もう嫌になるほど晒されてきた人々のために、どれほど力を尽くし、パンデミック後も尽くし続ける覚悟があるのか。皆が石を投げる人間に考えもせずに一緒になって石を投げる卑しさを、どこまで抑えることができるのか。「しっぽ」の切り捨てと責任の押し付けでウイルスを「制圧」したと奢る国家は、パンデミック後の世界では、もはや恥ずかしさのあまり崩れ落ちていくだろう。」
強風注意報は継続しているが、他は解除となった。明るく気持ちの良い天気である。強風注意報とはいえ、風は微風、心地よい風である。
昨日帰宅したら以前から眼鏡をつくっている店から「マスク5枚50円」のハガキが届いていた。さっそく本日ハガキを持参して一袋5枚入りを税込み55円で手に入れた。
いくらキャンペーン用で登録者限定販売であっても、配送料とキャンペーンハガキ代・袋代は眼鏡店の負担かも知れないが、丸々赤字であるとも思えない。値段設定の根拠はわからない。しかししっかりしたマスクである。1枚200円と異常に値段の高い「アベノマスク」よりは不織布製で余程いいものであると思える。実際に送られてくるものと比べて見たいものである。
帰り際にいつもの喫茶店がガラガラだったので、コーヒータイム&30分ほどの読書タイム。「青い絵具の匂い 松本竣介と私」(中野淳)を読み始めた。作者は松本竣介に師事した画家であるとのことであるが、なかなかいい文章である。特に出だしの松本竣介の葬儀シーンに一気に引き込まれる。このような文章を書きたいものである。
昨日の会議で決まった若干の日程をスケジュール帳に打ち込んだ後は自宅で読書。夜からは退職者会ニュースの原稿作りを始める。「テレワーク」のようなものである。
なお、テレワークとは「「tele = 離れた所」と「work = 働く」をあわせた造語」ということをはじめて知った。