Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「失われたアートの謎を解く」 2

2022年07月04日 23時08分10秒 | 読書

      

 本日は「失われたアートの謎を解く」の第2章「戦争で消された名画」を読み終え、第3章「捨てられて上書きされて」に入ったところでいったん中断。

 ヒトラーとスターリンによる絵画の略奪と破壊については、多くのことをすでに耳にし、目にしてきているが、あらためてその実態を思い出しながら目を通した。
 国家が抑圧的に、文化を蹂躙することの怖さ、それは国家というものが存する限り、続くものであることをあらためて認識したいもの。それは日本も同じ水準のことを100年前の昭和の時代の始めからなしてきたことが忘れ去られようとしている。それはその教訓がきちんとなされていないために、亡霊のようによみがえり、亡霊が復活しようとしているのが、この20年である。
 歴史は、歴史に学ぼうとしない輩に力を与えることで、後ろに強引に引っ張られる。前に進ませるのは膨大なエネルギーの積み重ねと時間が必要だが、後ろに後退するのは坂道を転がり落ちるよりもたやすい。
 日本だけではなく、いつの間にか世界がその逆流の中にいる。

 そんなことを考えながら読み進めている。

 

 

 


校正がなかなか終わらない

2022年07月04日 21時11分55秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 せっかく入稿した原稿の一部に訂正しなくてはいけない箇所を見つけてしまった。訂正をしたうえで再度原稿を印刷会社に送信。
 いつになっても校正というのは、一回でうまくいったためしがない。困ったものである。多くの書物、間違いに気がつかないものがほとんどである。プロの校正者という存在のすごさに驚くばかりである。私など、幾度やっても間違いばかりである。ときどき自分が嫌になってしまうことがある。

 昼間、横浜駅まで出かけたが、今のところ膝の具合も、腰の具合も特段違和感はない。鎮痛剤の効力は切れていると思われるが、落ち着いている。
 あと3時間したら本日2回目の服用。
 天気予報を聴いていると、明後日の水曜日頃が雨のピークを迎える可能性がある。木曜日は通院なので、雨は何とか上がってほしい。
 夕方配達された郵便で、退職者会の日程について二つほどのお知らせ。膝の痛みとは無関係にいろいろと日程が飛び込んでくる。致し方のないところであるが、なかなか厳しい。
 さて、これより一時間ほどの読書タイム。


鎮痛剤に頼る日常‥

2022年07月04日 17時22分51秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 朝から小雨、ようやく昼前に雨が上がったものの、ときどきポツリと落ちてくる。蒸し暑い。最高気温は30℃以下となった。これが平年並みの気温ということのようだ。
 相変わらず1日2回の鎮痛剤がないと痛みが襲ってくる。医師の処方は1日3回だが、2回に減らしている。一応それでガマンができる。しかし鎮痛剤に頼る生活というのは続けたくはないものである。
 7日の診断までは止むを得ないとしても、その後については、きちんと見通しを立てたいものである。

 昼からは親に頼まれた買い物と銀行をまわり、喫茶店で昼食とコーヒータイムと若干の読書。妻は私の親と食料品の買い出し。食料品売り場などでうろうろするのはつらいので、別行動とさせてもらった。
 一日外に出ないと、すぐに筋肉が硬くなる。杖を突いていても歩くたびに釣りそうになる時がある。かといって歩きすぎると反対側の膝にも痛みが走ることもあるし、鎮痛剤が切れるとぎっくり腰のときのように腰の筋肉が痛くなる。

 今のところ、杖を突いてゆっくりと歩く場合は、1日4000歩位ならば、何とか現状維持で過ごすことができる。

 昼過ぎに知人からメール。今週後半の都内での飲み会の誘いであったが、都内まで飲みに行く気力は湧かないし、その体力もないので、今回も欠席の連絡。