Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

渡邊規久雄「シベリウス・ピアノリサイタル3」

2023年07月13日 21時57分57秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 昨日に続いて渡邊規久雄のシベリウス・リサイタルから第3巻。このCDはずいぶんと聴いた。最初の「五つのロマンティックな小品」(作品101)はすっかり耳になじんでいる。お気に入りのCDである。
 収録は2010年9月。ここには三つの作品集がおさめられているが、いづれも魅力的な作品である。
 このCDを聴くと私は気分がとても落ち着く。慌ただしい生活がとりあえず通過した後に私の気分をなだめるにはうってつけである。
 ビアノのソロの曲というのは私にはあまりなじみがなかったが、シベリウス、特にこのCDにおさめられている曲を聴いてピアノの曲の魅力を私なりに感じた。


サーキュレーター

2023年07月13日 16時43分07秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 午前中は早くもミンミンゼミが数匹鳴いていたが、昼前には聞こえなくなり、ほとんどニイニイゼミばかりが聞こえるようになった。小さな個体からすれば大きな音ではあるが、数で圧倒するようにあちこちから聞こえてきた。
 夕方になるとセミの声は聞こえなくなってしまった。

 昼過ぎに二人で外出。雨はすっかりあがったものの曇り空。昨日までの猛烈な陽射しと暑さではなく、平年よりも0.8℃ほど低い28.3℃。風はほとんど感じない。少し湿度は高くなったようだ。
 新しい寝室と書斎(パソコンルーム)へリビングルームから冷気がきちんとまわるように、サーキュレーターを1台購入した。
 従来の扇風機1台だけでは冷気はうまく全体にまわらない。7000円程で購入。さっそくためし運転をしている。購入するのに後ろ向きであった妻は、小さい形がそれなりに気に入ったようである。
 従来の扇風機と小さな背の低いサーキュレーター、それぞれをどのように配置すると効果的か、探る楽しみが出来た。

 買い物途中で若干のコーヒータイム。久しぶりに「晩年様式集」(大江健三郎)を10分ほど目を通した。これまで読んだ部分の再確認程度。しかしいつものことながら、大江健三郎の文章はわかりにくい。はっきり言って悪文である。教科書に掲載するのはためらわれるのではないか。
 文章そのものへの評価は、私は思想への評価とは真逆である。また作品そのものへの評価とも違う。曲がりなりにもいくつもの作品を読んで、いろいろ考えさせられたり刺激を受けてきたが、このわかりにくい文章、必ず何らかの意図があるはずだと思っている。しかし、それが何なのか未だにわからない。


ミンミンゼミを聞く

2023年07月13日 11時07分34秒 | 天気と自然災害

 横浜市域では昨日の正午に34.3℃を記録、猛暑日には届かないのはうれしいが、それでも今夏の最高気温を更新した。湿度が51%と低く、瞬間最大風速も約17mと強かった。しかし風が強いとはいえ南寄りの熱風のような風で気温以上の暑さに感じた。
 そして昨日は今年初めて蝉の声を聞いた。一瞬だったので何という蝉なのか確かめようとする気持ちが湧く前に鳴きやんでしまった。退職者会ニュースの校正刷りが出来て気分的にゆとりが出来たことで、以前から鳴いていたにも関わらず初めて聞いたように認識したのかもしれない。

 本日は先ほどまでパラパラと2時間ほどお湿り程度の雨。雨の区域は北西から南東へ移動して東京湾に抜けた。この程度では梅雨時の雨とはいえない通り雨であった。
 昨日聞いた蝉の正体はミンミンゼミのようである。本日、雨があがってつい先ほどから複数の個体が鳴き始めた。