Fsの独り言・つぶやき

1951年生。2012年3月定年、仕事を退く。俳句、写真、美術館巡り、クラシック音楽等自由気儘に綴る。労組退職者会役員。

「図書7月号」読了

2023年07月12日 21時44分56秒 | 読書

 「図書7月号」をようやく読み終わった。本日までに目を通したのは、

・科学を否定する人々に私たちは何が言えるのか  横路佳幸

・午前四時の試写室(中編)             川内有緒

・家族とロックを生きた二人           河合 蘭

・見ることの果てに               竹内万里子
現実は口当たりよく消費しやすいイメージの世界とは違う。人生が必ずしもハッピーエンドではないように、写真を見ることもまたハッピーエンドであるとは限らない。写真を見ることを全力で引き受けた先に、これまで見えることのなかった人の気配や途方もない現実がふと立ち上がるように思える瞬間がある。そのためには目を凝らすだけではなく、耳を澄ます必要がある。写真を前にして、見えない声を聴き、見えない風に吹かれ、見えない大地に触れる。そうやって見ることの果てに、見えない光景と出会うために。

・ウィーンと奈良                プレディみかこ
妹とわたしの歩き方はちょっと違っていて、広大な自然の中で千年以上も前の歴史の跡を追いながら古代ロマンに浸っている妹に比べると、ヒトラーの足跡を辿るツァーに参加して、いつか原稿に使えないかとツァーの様子や参加者たちの表情などをスマホに入力していた私はスケールが小さいというか、せこいというか、よりこの世に近い「その世」巡りをしていた気がします。

・ゆうやけ七色                 近藤ようこ

・「時間の国」は何処にあるのか?        安藤礼二


校正刷り完成

2023年07月12日 20時28分05秒 | 日記風&ささやかな思索・批評

 本日ようやく退職者会ニュース7月号の校正刷りが出来た。3校までかかって修正を施してもらった。当初の予定では13日中の校正刷りの確定であったが、1日早く終了。私が悩むよりも早くいろいろと修正してくれた。とてもありがたい時間であった。
 15日間かかって完成である。ようやく私の手を離れた。印刷会社の編集部門から印刷部門にまわり、印刷工程に入る。写真の修正などはこちらでいろいろと修正されて見やすく印刷されるという。これで24日の幹事会までには印刷は十分に間に合う。


渡邊規久雄「シベリウス・ピアノリサイタル4」

2023年07月12日 12時02分08秒 | 芸術作品鑑賞・博物館・講座・音楽会等

 渡邊規久雄のシベリウス「ピアノリサイタル」の第4巻を10日に続いて聴いている。収録は2015年11月のライヴ会場。

 本日も暑い。暑い、暑いと言って少しでも涼しくなるわけでもないが、暑い。10時の段階で31.6℃。昨日と違うのは風があること。南西ないし南南西の風であるが、湿度が54%と低いのがせめてもの救いである。木々を吹き抜ける風の音だけは涼やかである。しかし北側の窓を開けているものの、入ってくる風は熱風に近い。窓を閉めてクーラーに切り替えることにした。

 先ほど印刷会社から校正刷りの初校に対していくつかの修正をお願いした。しかしプロの仕事は早い。年寄りの片手間仕事とは違うことを毎回実感する。私も若い時にならっておけば良かったといつも残念に思う。