ロシア映画にしてはアメリカ映画並に溌剌、映像もクリアで驚く。アクション映画としても見せ場もふんだんに用意してあり、観客が退屈するシーンはない。
見事にハリウッド並にアクション映画化しており、劇場占拠事件、学校占拠事件などロシアでのチェチェン武装グループでのテロは今でも記憶に残っているおりから、ただの映画とも思えない緊張感が走る。
特に死の灰のミサイルを積んだ飛行機、機体が爆発しても、高度が3000 . . . 本文を読む
チェ・ミンシク、久々に普通の人間の役。たまにはこんな脚本も気が置けないと思って選んだのかな。それほど通常の普遍的なうだつのあがらない臨時教員の役だ。
でも、やはりうまい。
演出も受けを狙ってないところが好感的で、あれほど絆があった生徒たちとの別れも写真だけで説明するなど、抑制的である。
どうと言うこともないストーリーなのだが、それはそれでひとつひとつ味があり、画面を見ながら何かいい小説を読んでいる . . . 本文を読む