セントの映画・小演劇 150本

観賞数 2024年 映画 93本、 演劇 71本

キプールの記憶 (2000/仏=伊=イスラエル)(アモス・ギタイ) 75点

2007-08-15 22:37:20 | 映画遍歴
イスラエル映画だ。なぜ戦うのかなんてことは一言ものたまわない。戦争の実態を淡々と描き続ける戦争映画なんだ。 ただひたすらに負傷者、死者を運ぶ描写が繰り返される。その執拗さは観客に忍耐を求められる。そのうち、観客は自分が戦場にいるような錯覚さえ覚えて来る。 これが戦争で、その戦場の実態である、と、、。 戦場の日常をさらりと表現してしまうその達観さには驚くが、しかし一定の距離感を置いている。リアルだけ . . . 本文を読む
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