冒頭の、タイでの誘拐シーンは思いがけず迫力がありました。毒ガス処理の火炎噴射シーンはやはり恐ろしいものがある。映像的には何回も同映像を使用したりするなど稚拙な部分もあり、決してほめられたものではないが、総じて主要人物が多くかなり物語性に多様性をもたらしており、一応の手塚ワールドは感じられる。
しかし、【玉木宏】ばかりがやけに目立ち(しかし結構好演している)、恐らくこの暗い物語を納めるであろう神父 . . . 本文を読む
まあよくあるCIA系スパイ映画です。舞台が日本というのが珍しかった。突っ込みどころは多い映画だが、まあ原作がしっかりしているので楽しめないことはなかった。
でも問題なのはやはり【ゲイリー・オールドマン】がこの映画のあんな役に出ているということだろうか。何故か普通の演技作りでそれほど気にしなくていいのかもしれないが、彼がやらなくてもいい役どころなのは確か。もったいないなあと思うのは僕だけだろうか、 . . . 本文を読む
南極といっても海岸から程遠い、更に富士山より高い山岳の僻地での1年半の耐寒生活。むさい8人の男性ばかりの共同生活。個室はあれど超狭く、まあ想像を絶する環境なんだろうなあとは思う。
映像では、彼らの仕事ぶりはほとんど紹介されず食事シーンのオンパレード。こういう過酷な24時間で食事が唯一の癒しの空間だというのは分かるけれど、だからって何なんだろうなあと思ってしまう。そういう未知の世界に好奇心はあって . . . 本文を読む
いやあ、時間を忘れる快作ですなあ。あんなにうまくいくとは思えないけれど、そこが映画。【リーアム・ニーソン】の気持ちが観客に乗り移り、捕らわれたお姫様を探すためには何でもありの手段を選ばないその爽快さ。たまらんネエ。
おカネをそれほどかけたように思えない本作だがこれぞ娯楽映画の本道と言ったところがあります。エンタメに欠かせないスピード、スリリング、熱情そして日常からの開放という映画独特の別世界がそ . . . 本文を読む