ノンストップ列車をだれが止めるのか、といったパニック映画でありますが、アメリカ映画らしく機関士の二人の人生エピソードもさらりと利かせ、まあうまくまとめた見世物映画とは言える。
やはり見せ場は連結器を繋げようと悪戦苦闘する場面だろうけれど、主役は穀物の襲撃ではなかろうか、、。ものすごい迫力で意外と臨場感が溢れており、出色の出来。しかし、この映画、事実を元にした映画らしくそこから離れられないもどかし . . . 本文を読む
冒頭のクレジットが秀逸。こんなに何国語も重層的に、しかもサイケに映画の扉を開けてくれる【ノエ】はひょっとしたら心優しい人なのではあるまいか、と誤解させてくれるほど見ていてワクワクする導入部だ。
でも結構、今回の【ノエ】は説明調だったりする。最初の方の輪廻の書はこの映画の物語を説明してしまっている。欧米にとっては現代でも輪廻の話は知られていないのかもしれないが、、。丁寧だ。観客に迎合する感も無きに . . . 本文を読む