うーん、こういう映画って、見る前からストーリーがほぼ分かっていて、何を見るねん?という映画でしょう。結構作り手も見る方も観賞姿勢が難しいですね。
それを分かっているから、あまりお涙ものにしなかった【星譲】はエライと思います。だって見ているうちに、人の死とそれぞれの歳月、というものに人は涙を流さずにはいられません。こういう映画を作る際に一番難しいのはどういう構成で映画を撮ろうかということですね。
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いかにも人生を荒く生きてしまっている女51歳。彼女は母親にさえ厭われている風に見える。毎日ぎすぎすしている。
有能美人弁護士。仕事とセックスだけで毎日生き伸びている。暗い心の孤独は誰から見ても明らか。彼女は37歳。
そして、夫婦仲はいいものの、肝心の子供に恵まれない黒人女性。気持ちが強すぎて夫の真底の気持ちからはぐれてしまう彼女は30歳ぐらい。
女の話である。女と生まれ出る子供との話である。 . . . 本文を読む
フェイスブックなるものがこの世にあることさえ知らない吾輩がこの映画についてウンチクをたれることの失礼をまず述べさせていただきます。でも、この映画、確かに面白かった。こんなにつまらない内容なのに映画的には見ごたえがありました。
冒頭の女子学生との会話。5分ほど続いたかなあ、これが圧巻でしたね。俗っぽいエリート意識とハーバードだから女の子とデートできることさえ分かっていないオタク学生。その、会話にな . . . 本文を読む