ノンストップ列車をだれが止めるのか、といったパニック映画でありますが、アメリカ映画らしく機関士の二人の人生エピソードもさらりと利かせ、まあうまくまとめた見世物映画とは言える。
やはり見せ場は連結器を繋げようと悪戦苦闘する場面だろうけれど、主役は穀物の襲撃ではなかろうか、、。ものすごい迫力で意外と臨場感が溢れており、出色の出来。しかし、この映画、事実を元にした映画らしくそこから離れられないもどかしさがある。もっと、アメリカ映画らしく派手に奇抜なアイデアも浮かべそうなものを、事実から逆に縛れられて抜け出せない気がしないでもない。
たとえば子供たちの集団遠足のシーンなどは、予告編では子供たちも事故に紛れ込んでしまうのか、と思ったが、実はたいした意味はなかったこと。そして、ヘリからの乗務員飛び乗りから機関車連結まで何度もチャレンジしたものの、結局は車からの乗務員の飛び乗りで運転席を確保したラストを見るにつけて、それなら初めから試みればよかったじゃん、と安堵した主人公の表情を見て、逆に変に観客として感じるところは多い。
【デンゼル・ワシントン】は加齢のためだけではないだろうが、最近の映画は魅力が欠け始めている。この役であれば彼でなくともいい感じはする。対して【クリス・パイン】はあくの強い顔でなかなか頼もしい感じがする新鮮さは持つが、いかにもあれごときで妻に悩むとはちょっと頼りない。スカッとしないね。
まあ、正月に見る映画としてはまあまあの映画かもしれないが、ちょっと最近の観客を甘く見ているのではないだろうか、、。
やはり見せ場は連結器を繋げようと悪戦苦闘する場面だろうけれど、主役は穀物の襲撃ではなかろうか、、。ものすごい迫力で意外と臨場感が溢れており、出色の出来。しかし、この映画、事実を元にした映画らしくそこから離れられないもどかしさがある。もっと、アメリカ映画らしく派手に奇抜なアイデアも浮かべそうなものを、事実から逆に縛れられて抜け出せない気がしないでもない。
たとえば子供たちの集団遠足のシーンなどは、予告編では子供たちも事故に紛れ込んでしまうのか、と思ったが、実はたいした意味はなかったこと。そして、ヘリからの乗務員飛び乗りから機関車連結まで何度もチャレンジしたものの、結局は車からの乗務員の飛び乗りで運転席を確保したラストを見るにつけて、それなら初めから試みればよかったじゃん、と安堵した主人公の表情を見て、逆に変に観客として感じるところは多い。
【デンゼル・ワシントン】は加齢のためだけではないだろうが、最近の映画は魅力が欠け始めている。この役であれば彼でなくともいい感じはする。対して【クリス・パイン】はあくの強い顔でなかなか頼もしい感じがする新鮮さは持つが、いかにもあれごときで妻に悩むとはちょっと頼りない。スカッとしないね。
まあ、正月に見る映画としてはまあまあの映画かもしれないが、ちょっと最近の観客を甘く見ているのではないだろうか、、。
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