広島に行く用事があったのでいつものように記念公園まで歩きひろしま美術館に寄る。ここの美術館には世界有数の印象派大家の作品が所蔵されている。それぞれ作家の点数は少ないが選りすぐりの名品ばかりだ。そのため広島に来て時間があればいつも来ることになっている。
そろそろ広島にビジネスで来ることもなくなるかも、という気持ちが今年の場合は例年とはちょっと違う気持ちを抱かせる。けれどいつも迎えてくれる絵画たちは . . . 本文を読む
何の前知識もなくふらりと演劇を見た。考えたら劇団二つの合同公演だから何らかの意味があるはずなのだ。合同公演と言うのも知らずただ演劇を見るという行為をした。
鹿が捕らわれている。農業をしている人は作物が荒らされるからと殺そうとする。しかし可哀想だからと逃がしてあげる人もいた。そこからこの不思議な演劇は始まる。
白い舞台に周囲に椅子が数脚。そこに俳優が控えている。この形式は最近多い構成だ。俳優が舞 . . . 本文を読む