法月、よくここまで、いけしゃあしゃあと、オタクっぽく、読者の困った顔も顧みず、好きなやりたい放題、四作に設えたなあというのがまず感想です。
1作目の表題作はただただ立派。なるほどこういう結末になるか。ミステリーファンとしても恐れ入りやしたの一言。すごい。かっこいい。
2作目の「引き立て役倶楽部の陰謀」は結構読みやすい。ワトスン役を一堂に集めミステリーファンは随喜の涙。そこにクリスティーの失踪事 . . . 本文を読む
この映画、素人映画臭いんだよね。映像も結構雑で何より下ネタも連発でいかにもお上品とは言いにくい。最初の15分はそんなに大した映画ないじゃん、と思い惑わせるほどのただ青春まっしぐらという映画だけれど、ラストでやられた。
最初の結婚式参列シーンから始まり、これがラストに効いてくる仕掛け。クラスメート6人。狙っている女子は優等生の美女一人。この子が何となくみんなと行動を共にする過程が断然素敵だ。
ま . . . 本文を読む