いわゆる矢口モノはだいたい見ずも中味が推し量れる作品が多いが、この作品はまさに定石通りであり、展開そのものにも破綻は全くない、、。まずその点が僕としては不満。
染谷将太の最近の若者低落ぶりが最初はなかなかいい。でも山に入ってからコメディ演技をしているのが目に付く。この作品のテーマである自然との融解・邂逅と同じくもっと自然であって欲しかった。演技してるんだよなあ。いままでの作品とは別人見たいだった . . . 本文を読む
1を見ていないので何とも言えないが、思ったよりワクワク感が少ないかなと思った。エンターテイメントであれば、作品を見ている間は浮世のいろんなことを忘れさせてくれるはずなのに、、。
まあでも主人公のご両人は頑張っている。なかでも阿部寛のあの濃さは並みいる西洋人にまぎれても全く平たい人種には見えない。日本人離れするということは彼も結構大変だったんだなあと思う。ようやく花開いた感、か。
上戸彩ももちろ . . . 本文を読む
何かいつもより俳優が多い感じがする。設定は人里離れた来年から無人駅になる過疎村。劇団伽羅倶梨の神髄でもあるピュアな世界である。
さまざまな人たちが悩み語らい歌う。そしてそれでも人生は続くのだ。
いつもとは違う田舎という設定に少々驚く。何せいつも都会のあぶれた侘び住まいの住民ものが多いと思い、新機転かと思った。ところがこれがリメイクだということに気づく。なるほど劇団伽羅倶梨は当初こういうユートピ . . . 本文を読む