原作古谷実ものはやはり正解だった。ただ、特に前半は明るいんだよなあ。全般的にもタッチが優しい。あれだけの
殺戮が繰り返されるのに不思議と恐くない。リアルなのに全然恐くない。これをどう映画的に捉えればいいものだろうか、、。僕はむしろもっとキーンと椅子からぶっ飛ぶぐらい怖がらせてもよかったのではないか、と思っている。吉田の優しさが映像に出現してしまったのだろうか。
話に戻ると、なかなか面白い展開で . . . 本文を読む
初期の阪本を信望するファンとしてはここずっと煮え湯を飲まされてきた感もあったが、久しぶりのあの阪本が戻ってきた感はあります。
最近団地がクローズアップされますね。「海よりもまだ深く」然り。そんなに団地が現代において(取り残されているということで)素材的に魅力的な存在なんでしょうか。面白い現象です。
確かにあの日本版「未知との遭遇」シーンは、今までの展開からは場違いとでもいうような印象を持ちます . . . 本文を読む