RPGというゲーム感覚で話が展開する。これが結構、謎が謎を呼び、ワクワクする。ストーリーの先が読めないのだ。だから面白い。ゲームにはミステリー感覚が重要なんだなろう、それが分かる。
だんだん登場人物が出尽くしてくると、果たしてこれからどうなるんだろう、ちょっと手詰まり感も見え始まる。何か脚本を書いている川下氏の脳裏が見えてきそうな展開」である。
そうすると、何やら怪し、楽屋落ちらしき会話も見え . . . 本文を読む
劇場に入り、すぐにカウンターでコーヒーをいただける。席に着き、ほっとする。この劇場はそれ自体が一つの美術館を呈する素晴らしい空間である。
シナトラの「フライミーツーザムーン」が流れる。直訳すると「月に私を飛ばせ」。から始まるこの劇は、3人の登場人物による全編まさにポエム。
Contondoの劇はあの不条理作家の別役実さえポエムにしてしまうほど僕のお気に入り劇団であります。彼らの劇は日常と非日常 . . . 本文を読む