原作未見。なのでこの映画をどう評価するか微妙です。というのも、、、
現代の小説では当たり前なのかどうかわからないが、人間の存在について、AIを使ったヴァーチャルを駆使して、あらゆるデータから総合的に編み出した「私」、といわゆる自分の脳裏にある正体不明で不可解な「私」、を対比させているからだ。後者の私は人間の始まり以降、あらゆる人々(哲学者から市井の人々)が日夜探求したものゆえ、文学もその結晶と言 . . . 本文を読む
この作家では初めての初読。孤島の島で起こる連続殺人。まあよくあるパターンですわい。この手のものはけれど結構秀作が多いのを知っている。で。期待して読んで行くと、、。
目、腕、足など切断の孤島という習俗が最後まで引いてしまう羽目になり、少々げんなり。そして登場人物が鷲、鴉の苗字がとても多く、覚えられない、そしてどんどん殺戮されていくので、もう誰が殺されているのかわからなくなってくる始末。
主人公の . . . 本文を読む