倉本聰久々の脚本ということで即映画館へ。渾身のホンだというが、何を見ればいいのかわからず、困惑する。演技はさすがで納得する。中井貴一はうまい。小泉今日子は相変わらず美しい。訳の分からない役で清水美沙が久々出演。 . . . 本文を読む
最近珍しいチンピラやくざ二人と女というトライアングル構造を通し、甘く、淡く、やるせない現代の若者の閉塞感を描いている。
期待した分、それほど若者たちの心情を深くえぐれているとも思えず、どこかで見た映画感もするなあと思えてくる。3人が逃避行を決めるんだが、スマホでつながっていて、それは一時的なものでもあるし、最後は見えている、、。
もう明日はないかなあなんて3人が夜に軽く踊るシーンは、俳優たちの . . . 本文を読む
スタジオ公演だが、実に広い舞台。この空間であれば殺陣が自由自在に行うことができる。俳優陣は10人ほど。みんなよく練習していて、セリフのとちりはない。
この舞台、壁中劇が通常のイメージではなく、実に現代と同程度に重要視して描かれている。その内容も著名な信長、お市の方、浅井長政、秀吉そしてクライマックス本能寺の変と辿ってゆくので、本篇より実際濃いぐらい劇中劇が強く際立つ。
本篇も、 . . . 本文を読む