人生で17歳。体は大人。精神はまだ思春期だとかよく言われる。でもほんとそうだろうか。私自身を考えるに、17歳から今現在、半世紀以上を経ているが、全く成長していないのです。
17歳という年齢は少なくとも私にとっては人生でいちばん多感で知識欲が旺盛で、通常の一年を10倍圧縮したかのような過密な年であった。だからこの年を思春期などでごまかすことはできない。一番自分のことを考えていた年齢なのだ。
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マイム舞台はここまで完全版なのはひょっとして初めてかもしれない。とにかくセリフがないので、彼らの動き、つながり、表情から何かを得る体験をさせられる。
表現が受身形なので、当然自分自身に犠牲を強いる何かを当初感じていた。でも目と耳が音楽と相乗効果でなり始めてから、とても楽しみに変化したことを告白する。
そのうち音楽がかなり影響力を示していることに気づく。これはほかの演劇では考えられないことだ。当 . . . 本文を読む