鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

ノカイドウ他

2008-05-07 | 植物
5月4日に、霧島池めぐりに行ったときに見た花を紹介します。


ノカイドウ(野海棠)バラ科
ノカイドウは、世界中で霧島のえびの高原にしかないという貴重な植物です。
野の海棠の意味で、牧野富太郎により命名されました。
これは、えびの高原温泉ホテルの中庭に植えられているノカイドウです。
真っ白に、満開に咲いていました。


ノカイドウのアップ。


これは、道路脇に咲いていた自然のノカイドウ。
まだつぼみがあり、うっすらとピンク色をしています。
ノカイドウの花の時期は1週間くらいといわれており、時期を逃すとなかなか見ることができません。
国の天然記念物に指定されています。


ヤマザクラ(山桜)バラ科
鹿児島の低地のヤマザクラは、3月下旬くらいですが、霧島ではゴールデンウィークのころ咲きます。
1ヶ月以上遅れて、2回目の花見ができます。


オオカメノキ(スイカズラ科) 別名ムシカリ
落葉低木です。
小さな両性花と、白く大きな装飾花からなっています。


ヤブツバキ(藪椿)ツバキ科
低地のヤブツバキは、早春の花というイメージですが、霧島ではこの時期咲いていました。
コメント (2)
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