鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

清泉寺磨崖仏

2010-01-04 | 史跡
鹿児島市下福元町の清泉寺磨崖仏を訪ねました。
国道226号の向原バス停付近から、東の川へ下りていったところにあります。
川の左岸から入りました。

清泉寺は、百済の僧、日羅上人が開いた寺です。

自然湧水井戸。
岩盤の割れ目から湧いており、汲みに来ている人がいました。


寺の遺稿の石塀。


阿弥陀如来磨崖仏。


首が取れた像も・・・


島津久章の墓。
久章は垂水の領主でしたが、江戸の紀州藩邸で玄関にかごを乗り付けるという不始末を起こしました
激怒した光久によってここに移され、自害して果てました。
29歳の生涯でした。
封建時代は、領主といえども大変でしたね。


妙有大姉磨崖仏。


川の右岸にある阿吽金剛力士像磨崖仏。
橋はないので、道路を回って行きます。


右の阿像。


左の吽像。
精巧な磨崖仏です。


今の清泉寺の大観音像です。
磨崖仏があるのは、この下です。
コメント (2)
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