いちき串木野市羽島の薩摩藩留学生渡欧の地を紹介します。
羽島崎を望む。正面が渡欧の地です。
薩摩藩留学生渡欧の地。現在、記念館建設中です。
前の写真に見える恵比寿神社。
慶応元年(1865年)4月17日、若き薩摩藩士19人が、幕府の禁を犯して、グラバーが用意した蒸気船オースタライエン号で、ここからイギリスへ向け出航しました。
彼らは帰国後、日本の近代国家創建に活躍しました。
石積みの防波堤です。日本の黎明を告げた地といえるでしょう。
留学生たちです。五代友厚や森有礼などの有名人がいます。
近くの羽島崎神社。
境内のゴンザ像。
ゴンザは薩摩の漁師の子でしたが、1728年、11歳のとき大阪へ向け出航し、嵐にあいロシア領カムチャッカに漂着しました。
その後、ロシアで日本語教師となり、世界初の露和辞典を著しましたが、21歳で異国の地で亡くなりました。