亀甲城
2017-02-16 | 史跡
知覧の矢櫃橋を見た後、橋の左岸側にある亀甲城(きっこうじょう)に登りました。
亀甲城の登り口です。中世の亀甲城は知覧城の出城で、鹿児島方面からの外敵に備えた前衛的城塁でした。
スダジイ、クスなどの古木が茂る道を登っていきます。
途中に井戸があります。
らせん状の道になっており、巻貝の蜷(にな)に似ているため、別名蜷尻(みなじり)城と言いました。
中腹からの眺め。知覧の武家屋敷は左下で、ここからは見えません。
途中にある休憩所。昔の城の建物跡と思われます。
正面の崖の上が山頂です。
山頂の広場。正面は、南北朝の忠臣知覧又四郎忠世の碑です。ここからの展望はよくないです。
別のルートを下りると、中腹から、前回紹介した矢櫃橋が見えます。
麓に、知覧型二ツ家があります。武家屋敷には江戸時代の二ツ家がありますが、これは新しいものと思われます。