鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

岩屋公園(1)清水磨崖仏

2017-02-06 | 史跡

前回紹介した南九州市川辺町の水元神社から、万之瀬川を上流へ行くと、岩屋公園があります。

 

偲ぶ橋を下流から見たものです。石橋に見えますが、石板を貼り付けたRC橋だそうです。

 

偲ぶ橋から上流を望む。正面が清水(きよみず)磨崖仏です。

以前は真下まで行けましたが、立ち入り禁止となり、対岸から見学するようになりました。

 

偲ぶ橋の左岸側の洞窟にある石像です。

 

対岸から見た清水磨崖仏。

 

前の写真の左に見える大五輪塔。陰になっており、対岸からではよくわかりません。

岩に縦の割れ目があり、崩壊の危険があるため、立ち入り禁止になりました。

 

磨崖仏が彫られたのは、平安末期から明治時代にかけてです。200基が確認されています。

 

月輪大梵字。五つありましたが、右の二つがなくなり、3基残っています。鎌倉時代の1264年に彫られました。

左から不動明王、計都星(彗星)、薬師如来の意味です。

 

三大宝きょう印塔。鎌倉時代の1296年、亡くなった女性の供養のために彫られました。

 

連刻板碑(上の長方形)。立ち入り禁止の柵があります。

 

右岸側にある篠井用水隧道。江戸時代の1663年に造られた用水路で、全長446mのうち隧道は173mです。

 

隧道入口。疎水百選に選ばれています。

コメント (2)
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