鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

鬢石

2017-02-28 | 史跡

鹿児島市下福元町の鬢石(びんいし)を紹介します。

鹿児島市から県道鹿児島加世田線を加世田へ行くと、右に、鹿児島ゴルフリゾートへ行く道があり、これを進みます。

 

クラブハウスの前を通ってしばらく行くと、右に鳥居があります。

 

鳥居の前に、案内板があります。

 

鳥居をくぐって進むと、正面に石塔があります。

 

前の写真から左を向いたところにある鬢石。高さ2m、周囲8mです。

 

石の上にくぼみがあります。

1527年、島津貴久が出水の島津実久の反乱にあい、田布施城へ逃れる途中、くぼみにたまった水で鬢のほつれを直した、と伝えられています。

 

石の上から見た周囲1.3m、深さ25cmのくぼみ。確かに水が溜まっています。

 

案内板に、「このくぼみの水は枯れたことがないと言われています」と書かれていますが、本当でしょうか。

地域の人が、時々水を注いでいるのではないでしょうか。

コメント (4)
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