入来麓の続きです。
入来小学校から、旧増田家住宅へ向かいます。
玉石の石垣と紅葉。
旧増田家住宅。増田家は代々医者を営んでおり、昭和25年頃までここで診療していました。
住宅は、薩摩の武家屋敷の様式である「おもて」(右側)と「なかえ」からなっています。
お客用の「おもて」の内部です。ボランティアガイドがいて、内部を詳しく説明してくれます。
最近、ここで西郷隆盛直筆の書が見つかったそうです。
庭にある石蔵です。
美しい手水鉢。
赤城神社です。社殿はなく、石碑があるだけです。
赤城神社の六地蔵塔。
六面に地蔵様が彫られています。
三十三観音塔です。
石碑が三つ並んでいます。
左にあるのが三十三観音塔。観世音菩薩が、命あるすべてのものを救済するため、様々な姿になってこの世に現れたものです。
3面に11体づつ、計33体の観音像が彫られています。鹿児島でも珍しい石造物で、初めて見ました。
次回は、山の上の城跡へ行きます。