護国神社から坂を登って、城山(じょうやま)公園へ行きます。
城山公園。一宇治城跡で、伊集院氏と島津氏が居城としました。
前の写真の左に、フランシスコ・ザビエルの像があります。
ザビエルは、1498年、ここで領主の島津貴久と面会し、布教の許可を得ました。
井戸の跡です。今は水がありませんが、昔はあったのでしょう。
山頂の城跡。桜の名所です。
山頂に「島津貴久ザビエル会見の地」の碑があります。
近景。
城跡から伊集院の町と桜島を望む。
城山公園から下りて、神之川大橋を渡ります。
橋から上流を望む。
橋を渡って右に、平野二郎国臣の歌碑があります。
平野は福岡の勤王の志士で、島津久光に討幕を勧めようと、有馬新七の協力を得るため伊集院に滞在しました。
しかし討幕の決起にはならず、国臣が涙をのんで伊集院を去るとき詠んだ歌です。
我胸の燃ゆる思ひにくらぶれば 煙はうすし桜島山
平野国臣の肖像画。
さらに進むと、左に有馬新七誕生地の碑があります。
有馬新七誕生地の碑。新七のことは、まち歩き(2)で紹介しました。
跨線橋を渡り、スタート地点の徳重神社へ戻りました。
左の電柱のある道が旧鹿児島本線で、手前に、まち歩き(1)で紹介したレンガトンネルがあります。