住居跡の石垣から坂道を登っていきます。
右が夢想谷に行く道、左下が火入れ坑に行く道です。
火入れ坑です。硬い岩盤は火を焚いてもろくして掘り進んだため、この名があります。
坑口。この辺一帯が、一番金の産出したところです。
中には水が溜まっています。少し進むと、たて坑があり、永野からの大坑道につながっているそうです。
元の道に戻って進むと、右に賽の神があります。
賽の神(道祖神)です。
夢想谷に行く峠近くに、とじ山坑があります。写真左にも2つの坑道があり、計4つの坑道があります。
前の写真の右の坑口です。
中をのぞくとたて坑があり、垂直の坑道が見えます。
正面の横坑。
さらに進むと二つの坑道が見えます。
前の写真の右の坑口。
内部。4つの中で一番大きいです。
峠から左下の道を進むと、夢想谷へ行きます。
右の広場は江戸ケ谷千軒跡です。千軒とは鉱夫の住居で、山ケ野金山に5か所あったそうです。
前の写真に見える坑口。
内部。
徳源社です。山ケ野金山の創業主、島津久通(徳源公)を祀る神社です。
碑が建っています。