いちき串木野市羽島の薩摩藩留学生渡欧の地へ行きました。
薩摩藩英国留学生記念館です。外観は、明治初期の赤レンガの壁と和瓦を組み合わせた「薩摩式洋館」だそうです。
恵比須神社があります。
恵比須神社。
1865年4月17日、若き薩摩藩士19名が、グラバーが用意した蒸気船オースタライエン号で、ここから英国へ向け出港しました。
これは留学生畠山義成(東京開成学校(東京大学の前身)初代校長)の歌碑です。
歌碑から海を望む。ここから、はるか遠い英国へ2か月かけて旅をし、ロンドンに着いたのは6月21日でした。
羽島崎方面を望む。干潮でした。
左は団長の新納久修、左から3番目は五代友厚です。最年少は長沢鼎(13歳、米国永住でカリフォルニアの葡萄王)です。
一行が吸収した知識や技術は、日本の近代化の原動力となりました。
海側から見た記念館。
隣の古い港です。
石積み防波堤。