薩摩川内市入来町の栗下磨崖仏を紹介します。
入来の町から国道328号を鹿児島へ向かうと、道路左に入口の階段があります。
階段を上がります。
正面の岩壁に磨崖仏があります。
前はちょっとした広場になっています。
広場から見た磨崖仏。
将棋の駒形に彫られた中に磨崖仏があります。
高さ40センチメートルの阿弥陀如来像です。谷口平兵衛が、なくなった娘の菩提を弔うために掘りました。
明治維新の廃仏毀釈で多くの仏像が破壊されましたが、これは石垣を積んで隠したため、破壊を免れました。
穏やかな表情の阿弥陀様。
仏像の下の彫り物です。