枕崎市道野の樟脳工場跡を紹介します。樟脳はクスノキから作る防虫剤で、タンスなどに入れて使用していました。
道路脇に案内板があり、奥に樟脳工場跡の設備が見えます。
左が水槽、奥が竈(かまど)と甑(こしき)です。
この樟脳工場が稼働したのは、昭和初期(昭和元年~昭和12、13年頃)です。
水槽。
竈と甑。案内板に釜があると書いてあるので、竈の上に水を入れる釜があると思われます。
案内板に各設備の用途は書いていないので、想像ですが、竈で火を焚いて釜の水を沸騰させ、甑の中の原料(クスノキのチップや枝)を蒸し、樟脳の成分が入った水蒸気を発生させると考えられます。
竈の焚口です。
甑です。
原料を入れるためと思われる穴があります。入れた後ふさぐのでしょう。
甑の上に小さな穴があります。
水蒸気を取り出す穴と思われます。
隣に複数のタンクがあります。水蒸気が通る管を水で冷やし、樟脳の結晶を生成させるのでしょうか。
樟脳製造には多くの水が必要なため花渡川から水を引き、そのための暗渠があるそうです。
樟脳製造を知る貴重な産業遺産と言えるでしょう。
写真から伝統のある雰囲気が伝わってきます。
大切に保存して欲しいですね。
それから お雛様をしまうとき・・・
懐かしいです。 匂いは今でも感じられます。
【竈】【甑】 アハハ 読めるけど書けません。
立派な産業遺産ですよね。。
こんにちは。
樟脳工場跡の遺構は珍しいです。
昭和初期のものが良く残っていたものです。
大切に残してほしいです。
こんにちは。
樟脳、使っていましたね。
匂いは、私も覚えています。
大事な輸出品だったそうです。
竈に甑、難しいですね。
竈の字は鬼滅の刃でよく見るようになりましたね。
あったのですね!
知りませんでした。
良く、探して行かれましたね。
こんばんは。
私も最近知りました。
昭和初期のものが、よく残っていたものだと思います。
貴重な遺産ですね。