田の神を4体紹介します。
姶良市加治木町木田にある木田の田の神です。後ろの山に隈姫神社があります。
衣冠束帯型坐像です。県内にある同型の田の神約40体の中で一番古いものです。
端正な顔立ちです。1767年に上木田の青年組が建立しました。
加治木町西別府の桑迫公民館にある田の神です。
シキを被り、両手でメシゲを抱えています。
後姿。
同じく西別府の菖蒲谷集落にある田の神です。
3体並んでいますが、2体は頭がありません。
メシゲを持ち、赤い服と帽子を被っています。メシゲに明治十四年と刻まれています。
霧島市隼人町松永の、花山公民館の庭にある田の神です。
メシゲを持った田の神。昭和10年の建立です。
隣にある馬頭観音です。
ホント端正なお顔立ちですね。
それに正座した下半身 絡みついた草が袴の模様のようですね。
馬頭観音さん 像立東寺の姿が見たいですね。
今日は終日 雨でした。
こんばんは。
木田の田の神は、鹿児島の田の神では、変わった田の神です。
他の田の神は、メシゲ、すりこぎなど、食に関するものを持ったものが多いですが、そんなものは持っていません。
顔も、すごくきりっとしています。
鹿児島も、一日雨でした。
その割には、温かかったです。