南九州市川辺町の史跡を紹介します。
高田にある高田観音堂の十一面観音です。
観音堂の中です。格子戸の中に、観音様が安置されています。
この観音様は、明治20年代に川辺に滞在した旅の僧侶、吉田知山によって彫刻されました。
吉田知山は、清水の磨崖物にも十一面観音を彫っています。
穏やかな表情の観音様。十一面観音は頭の上にあります。
勝目地区にある善積寺(ぜんしゃくじ)跡の仁王像です。
善積寺は14世紀に建てられた曹洞宗のお寺でした。
阿像。両腕が欠けています。
吽像。右手が欠けています。
下山田にある下山田鳥越石塔群です。
五輪塔と宝きょう印塔が並んでいます。鎌倉時代初期に作られました。
宝きょう印塔。清水磨崖物にある宝きょう印塔のモデルと考えられています。
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