鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

照島

2015-05-10 | 水辺の風景

いちき串木野市の照島に行きました。

 

参道と橋を渡って行きます。

 

橋を渡ったところにある薩摩焼開祖着船上陸記念碑。

東市来町美山が、朝鮮から渡って来た陶工たちの薩摩焼の里です。

 

照島神社です。

 

岩を積み重ねたような海岸。向こうの砂浜で、浜競馬が行われます。

 

照島には多くの猫がいます。

 

まるで神社の守り猫のようです。島に人家はないので、野良猫でしょうか。

 

黒い岩場の海岸を、島の先端まで行きます。

 

淵が二つあり、これは大きいほうの雄淵です。

 

小さいのが雌淵です。

 

岩に刻まれた驪龍巖(りりょうがん)の文字。

島津斉宣が雄淵、雌淵を見て「玉を抱いてうずくまる龍の姿である」といい、この文字を彫らせました。

 

隣にヨットハーバーがあります。

 

方土徐福登陸の地。

徐福が、秦の始皇帝の使いとして、不老不死の薬を求めて上陸したという伝説の地です。徐福ゆかりの冠岳が近くにあります。

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御庭橋他

2015-05-08 | 石橋

山田川源流を訪ねたとき、支流に石橋があったので紹介します。

 

姶良市姶良町北山中甑にある御庭橋を左岸から見たものです。

 

上流から見た御庭橋。川は、山田川の支流の中甑川です。

 橋長:5.2m

 幅員:2.65m

 架設年代:不詳

 

近景。

 

右岸部。上下流ともコンクリートで拡幅されています。

 

中甑橋を上流へ行くと、農道に架かる小さな石橋があります。左岸から見たもので、のどかな田園風景の中にあります。

 

上流から見た石橋。

 橋長:4.1m

 幅員:2.75m

 架設年代:不詳

 

下流から見た近景。

 

さらに上流へ行ったところに中甑橋があります。左岸から見たもので、地域の重要な生活道路となっています。

 

下流から見た中甑橋。堰の上流にあります。

 橋長:5.3m

 幅員:2.75m

 架設年代:不詳

 

近景。

今回の石橋は、田園風景の中にあって、生活道路や農道として使用されているものです。

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いらか

2015-05-06 | エッセイ

妻と散歩していると、遠くに鯉のぼりが泳いでいるのが見えた。

♪ いらかのなみとくものなみ かさなるなみのなかぞらを・・・

妻が歌いながら

「いらかって何?」

「瓦(かわら)のことだよ。瓦を波に見立てて、瓦の波と雲の波の間の空を、鯉のぼりが泳いでいる、という意味だよ」

「そうなの」

 

会話はそれで終わったのだが、しばらくすると正面に日本瓦の屋根が見え、それが波打っているようだったので

「ほら。あの屋根の瓦が波打っているように見えるのを、いらかの波と言ったんだよ」

「えっ。かわらって屋根の瓦のことなの」

「そうだよ。さっきから説明してるじゃないか。何だと思ったの」

「川原(かわら)かと。川の波のことかと思った」

「鯉のぼりは、人家の庭の上で泳ぐものだろう。その下にどうして川があるんだよ」

「川を横断して、鯉のぼりがたくさん泳いでいるじゃない」

「それは最近の風潮だろう。この歌は、家の横で屋根より高いところを、鯉のぼりが泳いでいる風景を歌ったものだよ」

「そうなのね」

とまあ、何ともお粗末な会話であった。

 

いらかの波と鯉のぼり。

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春花の田の神他

2015-05-04 | 田の神

田の神を4体紹介します。

 

姶良市姶良町船津の、春花(はるげ)自治公民館の庭にある田の神です。他の石碑と並んでいます。

 

右手を額にかざし、左手でメシゲを抱えています。

 

明治十八年と彫られています。当時は春花村だったことがわかります。

 

姶良町寺師にある田の神です。人家の庭にあります。

 

大きなシキを被り、両手でメシゲを持っています。

 

姶良町北山中甑にある田の神です。

 

右手にメシゲを持っていますが、持ち方が普通の田の神と反対です。表情がはっきりしています。

 

背中の帯の結び目もはっきりしています。

 

薩摩川内市祁答院町黒木にある木場熊川内の田の神です。山田川の源流近くで見つけました。

 

建物に収められています。

 

少し変わった形の田の神です。

留守をするので、コメント欄閉じています。

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コサンダケとボタンボウフウ

2015-05-03 | 食べ物

コサンダケのタケノコを採りに行きました。

 

コサンダケです。正式名はホテイチク(布袋竹)です。根元が膨らんでいるのを、布袋さんのお腹に見立てたものです。

 

コサンダケのタケノコが生えていました。

 

収穫しました。

隣におすそ分けしたところ、釣りに行ったとのことでイワシをいただきました。山の幸と海の幸の交換でした。

 

皮をむきます。

 

煮物にしていただきました。アクはなく、アク抜きせずに食べられます。

 

味噌汁の具に入れました。他に酢味噌和えにしてもいいです。

 

妻が、種子島の海岸からボタンボウフウ(牡丹防風)の葉を採って来ました。沖縄では、長命草という名で売られています。

 

新芽をてんぷらにしていただきました。タラの芽と同じような、ほろ苦い味がします。

他は、種子島のニガダケやイワシのチーズ巻きのてんぷらです。

留守をするので、コメント欄閉じています。

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霧島歩き(4)

2015-05-02 | 風景

神話の里公園から霧島神宮へ行きました。

 

国道223号を霧島神宮へ向かいます。正面が高千穂峰です。

 

国道から左へ入り、里道を歩きます。ネットは鹿と猪除けと思われます。

 

霧島川の右岸にある華林寺(けりんじ)墓地です。住職などの墓、百数十基が並んでいます。

華林寺は、廃仏毀釈で廃寺になりました。

 

霧島川を渡ると、そうめん流しの跡があり、そこにある御手洗(みたらし)の滝です。水量は少なかったです。

 

新緑がきれいでした。

 

鎮守神社です。

 

鎮守神社の隣にある若宮神社。御手洗(みたらし)川の中にあります。

 

御手洗(みたらし)川です。霧島の七不思議のひとつで、岩穴から湧き出る水が川になっています。

11月から4月は涸れていますが、5月頃から非常な勢いで流れ、魚も一緒にわいてくるそうです。この時は涸れていました。

 

旧参道の階段を登って霧島神宮へ行きました。

 

参道にある風穴です。

 

亀石。

風穴と亀石も霧島の七不思議です。

 

霧島神宮本殿に到着です。お参りして行きました。

 

御神木のメアサ杉。

 幹周り:7.2m

 樹高:38m

 樹齢:800年

この後、出発地点に戻りました。

 

今回のウォーキングの途中で見つけたエビネです。

 

さくらさくら温泉で、疲れを取って帰りました。泥湯があります。

1時間の昼食休憩を入れて、5時間のウォーキングでした。

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