鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

健康の森公園のぼたん

2018-04-16 | 植物

鹿児島市犬迫町の健康の森公園へ行きました。

 

花壇の花。

 

ぼたん園です。

 

様々な色のぼたんが咲いていました。

 

赤いぼたん。

 

撮影会があったそうです。

 

盛は少し過ぎていました。

 

あでやかなぼたん。

 

4月22日頃まで見られるそうです。

 

ハマナスの花です。

 

展望台に登りました。

 

展望台から健康の森公園を望む。

 

自然観察園へ行きました。途中のモミジの新緑がきれいでした。

 

自然観察園。水生生物のほか、初夏には蛍が観察できます。

 

池の生物を観察する高校生がいました。大学で生物学を学びたいそうです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

般若寺の田の神

2018-04-15 | 田の神

前回紹介した湧水町吉松の般若寺の近くにある、般若寺の田の神を紹介します。

 

日枝神社です。

 

参道の階段の脇に田の神があります。

 

鹿児島県指定文化財です。

 

衣冠束帯の神像型座像で、建立は1772年です。

 

全体に角ばって見えますが、これは宮崎県諸県地方から鹿児島県伊佐地方に祀られている神像型に共通する形だそうです。

 

両手に持っているのは祭礼で使う笏(しゃく)です。

 

日枝神社社殿。

 

境内にイヌマキの古木があります。

 

イヌマキの上部。

コメント欄は閉じています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

般若寺

2018-04-14 | 史跡

湧水町吉松にある鹿児島茶発祥の寺、般若寺を紹介します。

 

般若寺の入口です。

 

本堂の前に地蔵様や観音様が並んでいます。

 

お釈迦様?

 

本堂です。般若寺は性空上人の開基と言われ、南北朝時代に九州に落ちのびた足利尊氏が、この寺を本陣にしたという伝説があります。

南九州最大の山寺でしたが、廃仏毀釈で破壊されました。

 

本堂の前の観音様。

 

霧島連山を眺めています。右の山は栗野岳。

 

龍の像。大きくて、全容を写すことが難しいです。

 

鳥居に蛇が巻き付いた白蛇明神堂。

 

歴代住職の墓や供養塔群があります。

 

15代住職頼盛の墓。

 

五輪塔です。

 

案内板に従って斜面を登っていきます。

 

林の中に野生化した茶の木があります。

室町時代に、般若寺の住職だった住持が宇治から茶を持ってきて寺園に植え、門徒に製茶を伝えたのが、鹿児島茶発祥とされています。般若寺の境内にも茶園があったそうです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中津野用水と水口ユキエの墓(2)

2018-04-12 | 史跡

田の神を後にして、中津野用水を下流へ行きます。

 

田んぼの脇を流れる用水。

 

道路反対側へ変わりました。

 

隧道の入口です。

 

隧道の下流側出口。

 

堰があります。

 

中津野集落が見えてきました。両側に水田が広がっています。

 

用水右岸側に広がる広大な水田。

 

中津野集落が近いです。

 

右の看板のところにユキエの墓があります。

 

中津野公民館の庭にあるユキエの墓。

 

水口ユキエの墓です。中津野用水の最大の功労者であるユキエが殺害されたとは、あまりに悲しい話です。

 

隣にある中津野石塔群。

 

ユキエの墓から田んぼを望む。ユキエは、用水や田んぼを見て何を思っているでしょう。

 

人家のあるところが中津野集落で、周りより高いことがわかります。河岸段丘のため高いのです。

ブラタモリではありませんが、この高低差が歴史を作ったのです。

 

役割を終え、中津野から落ちる用水。この後、山田川に流れます。

 

中津野から山田川対岸を望む。高い山が、ユキエが登った山と思われます。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中津野用水と水口ユキエの墓(1)

2018-04-10 | 史跡

3月4日に、江戸時代に造られた加治木の木田用水を紹介しましたが、同じく江戸時代に造られた姶良市姶良町の中津野用水を紹介します。

中津野は周りより地盤が高く、水田ができないため貧しい村でした。15歳の少女ユキエは、山田川の対岸の女生嶽に登り、山田から中津野まで用水路で水が引けることを知り、大人を説得しました。

最初は協力していた大人も、農繁期になるといなくなり、ユキエは一人で工事を続けました。それを見た大人は再び協力し、1752年、4kmの用水路が完成し、中津野の水田が拓かれました。

 

前回紹介した山田麓にある中津野用水の取水堰です。

 

取水口の水門。

 

下流から見た水門。

用水完成後、大人達はユキエがあまりに利発なため、将来何をしでかすかわからないと恐れ、ユキエを殺害してしまいました。その後、ユキエの霊を慰める石祠が作られ、水口の姓を与えられて、水口家が用水の管理を行ってきました。

 

水門の隣にあるユキエの顕彰碑。「水口ユキエ嬢記念碑」とあります。

 

中津野用水を下流へ行きました。

 

山田麓を流れる用水。

 

山田小学校の隣です。

 

水門があります。

 

さらに下流へ行きます。

 

水門。

 

隧道の入口です。9つの隧道があります。

 

隧道の途中に開口部があります。維持管理のためでしょう。

 

隧道の下流側出口。

 

田んぼの脇の用水を進みます。

 

田の神がありました。

 

舟型に彫られた中の田の神です。

次回は、中津野集落にあるユキエの墓を訪ねます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山田麓

2018-04-08 | 史跡

少し前のことですが、姶良市の山田麓を散策しました。

 

御仮屋跡です。

 

前の写真の右奥にある山田の凱旋門です。明治37,38年の日露戦争に、当時の山田村から出兵した兵士の無事な帰還を記念して建てられました。

 

アーチと凱旋門の文字。

 

山田村兵事会の文字が刻まれています。

 

階段を上がったところにある砲弾です。

 

階段の上から山田麓を見下ろす。

 

山田麓の通りを歩きました。

 

甕や象のある家。

 

石柱の門の家です。

 

武家門の家がありました。

 

土木学会の近代土木遺産に指定されている山田橋です。下流に新しい橋が建設され、撤去される予定です。

 

6径間のRC桁橋で、建造は昭和4年です。

次回は、山田麓から取水している中津野用水と、それにまつわる物語を紹介します。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アケビの花他

2018-04-06 | 植物

野山で見かけた花です。

 

アケビ(木通、通草) アケビ科

ツタが木に絡んでおり、写真の葉は別の木です。実はムベに似ていて食べられます。

 

ムラサキケマン(紫華鬘) ケシ科

道端に群生しています。華鬘は、仏殿の欄間などの装飾具のことだそうです。

 

キケマン(黄華鬘) ケシ科

ケマンの黄色いものです。ムラサキケマンほど多くないです。花に虫がいるのがわかるでしょうか。

 

キランソウ(金瘡小草) シソ科

地を這うように生えており、別名ジゴクノカマノフタといいます。

 

シャガ(射干) アヤメ科

森の中の日陰に咲いていました。中国原産です。

 

シャガのアップ。森の中が、ここだけ輝いて見えました。

 

ヒメバライチゴ(姫薔薇苺) バラ科

赤い実がなり、食べられます。

 

タチツボスミレ(立坪菫) スミレ科

道端に群生して咲いていました。日本で、普通に見られるスミレです。

 

シャシャンボ?(小小坊) ツツジ科

初めて見ました。壺のような花です。ブルーベリーのような実がなるそうです。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

築地市場他

2018-04-04 | 食べ物

東京旅行の最後は食です。

 

何かと話題になった築地市場へ行きました。10時から一般人も入れます。

 

市場内です。10月に豊洲へ移転します。

 

市場内には、多くの飲食店があります。やはり寿司屋が多いです。

 

人気のある店には行列ができていました。ここは、ウニイクラ丼が安くておいしそうです。

 

磯寿司さんへ入りました。

 

限定30食セットを注文しました。この他に寿司2貫と、海老の頭入り味噌汁が付きます。本場の寿司はおいしかったです。

 

お台場の飲食店ビルで、メヒコという店に入りました。

メヒコは福島県いわき市に本店があり、そこに住んでいた時よく通った店です。今は、関東、東北に多くの店があります。

 

いわきのメヒコは、店によってお猿、フラミンゴ、水族館など動物がいるレストランでした。ここにも水槽があり、魚が泳いでいます。

 

カニの身と海藻スープです。

 

メヒコの一番の売りが殻付きカニピラフです。よく食べた懐かしい味です。はさみと金属棒を使って中身を掘り出して食べます。

 

台場の石垣とレインボーブリッジを眺めながらの食事でした。

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水上バスとお台場

2018-04-02 | 

浜離宮から水上バスに乗って、お台場へ行きました。

 

水上バスの乗り場です。

 

浜離宮の船着き場を離れます。

 

多くの水上バスが様々なコースを運航しています。

 

レインボーブリッジを目指していきます。

 

帆船がありました。

 

豊洲市場です。最近、豊洲のニュースを聞きませんが、10月に築地から移転します。

 

この付近は、東京オリンピックの選手村(住宅棟)になるそうです。

 

レインボーブリッジをくぐります。橋脚の向こうに見えるのが台場の石垣です。

 

振り返って、レインボーブリッジを望む。

 

台場です。幕末に砲台が築かれました。

 

台場と屋形船。

 

お台場の船着き場に着きます。右の建物はフジテレビ。

 

上陸しました。お台場の海浜公園です。

 

ゆりかもめの駅と電車。このあと、ゆりかもめに乗りました。無人運転の電車です。

次回は、東京の食を訪ねます。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

浜離宮

2018-04-01 | 

東京の浜離宮へ行きました。浜松町駅の近くにあります。

 

入口を入ったところです。浜離宮は、徳川将軍家の庭園でした。

 

桜が咲いていました。

 

桜と高層ビル。

 

松林です。

 

潮入の池。海岸の脇にあり、海水が入った池です。右の建物は中島の御茶屋。

 

橋を渡って中島へ行きます。

 

橋の近くから見た潮入の池。

 

中島の御茶屋で抹茶と団子をいただきました。

 

燕の御茶屋です。

 

三百年の松。1709年に庭園を大改修したとき植えられた、と伝えられています。

 

松の根元。

 

菜の花畑。

 

横堀です。

 

横堀は、海と水門で仕切られています。

次回は、ここから水上バスでお台場へ行きます。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする