鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

岩剱城跡

2018-09-10 | 史跡

姶良市姶良町重富の岩剱(いわつるぎ)城跡を紹介します。

 

重富小学校。平松城跡です。

島津義弘は、最初、山の上の岩剱城を本拠としましたが、日常生活に不便なため、ここに館を築きました。

 

重富小学校の前から見た剱ノ岡(岩剱城跡)。

 

剱ノ岡の麓に岩剱神社があります。

 

石橋の岩剱橋を下流から見たものです。

 

岩剱神社と背後の剱ノ岡。剱ノ岡に岩剱城跡がありますが、ここから見ると絶壁です。

 

神社にある案内板の岩剱城跡の図。狭い尾根に築かれた山城でした。

 

麓の道を少し行くと、城跡への入口があります。ここから山頂まで30分です。

 

しばらく沢沿いを歩き、水源があります。沢水はかなり上まであり、城に籠城する時役立ったと思われます。

 

険しい道もあり、ロープがあります。

 

左の岩肌に水が流れています。

 

ここを登ると尾根です。尾根からいったん右へ行くと、本丸跡があります。

 

素朴な石垣があり、この上が本丸跡です。

 

本丸跡。尾根にあるため、本丸としては狭いです。岩剱城が築城されたのは1529年頃です。

 

本丸跡から引き返し、頂上へ向かいます。途中に、一番広い平坦面(曲輪)があり、先ほどの本丸跡より広いです。

 

さらに進むと、ここにも曲輪があります。案内板の向こうの、一番高いところが頂上です。

 

人工的な石があり、城の遺構と思われます。

 

頂上に着きました。

 

頂上から姶良の街が一望できます。敵を見張るのに適しており、この下は絶壁で、防御に最適な城だったと思われます。

 

下に先ほどの重富小学校(平松城跡)が見えます。

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吹上浜

2018-09-08 | 水辺の風景

前回紹介した日置市吹上町の正円池から、近くの吹上浜へ行きました。

 

浜へ行くと、終点がロータリーになっており、近くにキャンプ場があります。

ここで、市川修一さんと増元るみ子さんが北朝鮮に拉致されました。

 

吹上砂丘の上です。

 

砂丘にハマゴウの群落があります。

 

ハマゴウ(浜栲、クマツヅラ科)。

芳香があり、古くは香として用いられたため「浜香」と呼ばれたそうです。

 

砂丘の上から北を望む。

 

砂丘の上から南を望む。

 

浜辺から北を見たものです。カップルが貝掘りをしていました。

 

沖を望む。

 

沖の岩礁は久多島です。

 

浜から南を望む。右の高い山が野間岳、左の高い山が金峰山です。

 

野間岳を望む。

 

砂浜の貝殻。

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正円池のホテイアオイ

2018-09-06 | 植物

日置市吹上町の正円池(しょうえんのいけ)へ行きました。

 

正円池を西(海側)から見たものです。ここに、ホテイアオイの群落があります。

 

 

この池は、吹上砂丘の陸側に形成された池です。

 

ホテイアオイの花が咲いていました。ここは、平成12年、新かごしま百景に選ばれました。

 

6月から7月に多くの花が咲き、最盛期ほどではないですが9月にも咲きます。

 

ホテイアオイ(布袋葵、ミズアオイ科)の花。ヒヤシンスに似ており、別名ウォーターヒヤシンスといいます。

葉柄の下が膨らんでおり、布袋さんのお腹に見立てたものです。

 

湖畔に遊歩道が整備されています。

 

遊歩道から見た正円池。

 

木橋があります。

 

木橋のところのホテイアオイ。以前、ここに大群落がありましたが、少なくなっていました。

 

池に入って網で何かを捕っている女性がいました。聞くと、メダカだそうです。

 

近くにある薩摩湖。この付近で最大の池です。

 

これも砂丘によってできた池です。

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愛宕ビスタパーク

2018-09-04 | 風景

薩摩川内市入来町の東にある愛宕ビスタパークを紹介します。

藺牟田池から西の愛宕嶽方面へ行き、愛宕嶽を少し過ぎたところにあります。

 

愛宕ビスタパーク入口。階段を登ってもいいですが、左の道を車で行くこともできます。

 

愛宕ビスタパークです。広場やトイレなどの施設があります。

 

前の写真を撮った所の後ろから、入来方面の大パノラマが望めます。ここは、パラグライダーの発進基地になっています。

 

緩斜面を前に行くと急斜面になっています。ここからパラグライダーで飛び出すのです。

 

中央の丸い山は樋脇の丸山。下の街並みが入来麓で、日本家屋風の大きな建物が入来小学校です。

 

中央のお椀のような丘が向山自然公園です。

 

川薩清修館高校付近を望む。

 

右の一番高い山が北薩の紫尾山です。

 

車で来た人が幟を立てました。風向を見て、パラグライダーで発進できるか調べているのです。

ここから飛んだら鳥のような気分が味わえるでしょう。

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君が代発祥の大宮神社

2018-09-02 | 史跡

薩摩川内市入来町日の丸にある、君が代発祥の大宮神社を紹介します。

 

国道328号と県道川内加治木線の日の丸交差点です。

 

交差点の近くに大宮神社があります。

 

大宮神社社殿。この神社が君が代発祥の神社です。

 

君が代発祥の神社であることの案内板。日の丸という地名のところに、君が代発祥の神社があります。

日の丸は、島津斉彬が、薩摩藩の船に使用していた船印を日本全体の船印にするよう幕府に進言し、これが国旗となりました。つまり、鹿児島は日の丸、君が代発祥の地なのです。

 

社殿の中です。

 

上に入来神舞と書かれており、奉納する神舞で使われるものと思われます。

 

隣に梶山神社があります。

 

大宮神社の六地蔵塔。

 

六面に地蔵が彫られています。

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