岩剱城跡
姶良市姶良町重富の岩剱(いわつるぎ)城跡を紹介します。
重富小学校。平松城跡です。
島津義弘は、最初、山の上の岩剱城を本拠としましたが、日常生活に不便なため、ここに館を築きました。
重富小学校の前から見た剱ノ岡(岩剱城跡)。
剱ノ岡の麓に岩剱神社があります。
石橋の岩剱橋を下流から見たものです。
岩剱神社と背後の剱ノ岡。剱ノ岡に岩剱城跡がありますが、ここから見ると絶壁です。
神社にある案内板の岩剱城跡の図。狭い尾根に築かれた山城でした。
麓の道を少し行くと、城跡への入口があります。ここから山頂まで30分です。
しばらく沢沿いを歩き、水源があります。沢水はかなり上まであり、城に籠城する時役立ったと思われます。
険しい道もあり、ロープがあります。
左の岩肌に水が流れています。
ここを登ると尾根です。尾根からいったん右へ行くと、本丸跡があります。
素朴な石垣があり、この上が本丸跡です。
本丸跡。尾根にあるため、本丸としては狭いです。岩剱城が築城されたのは1529年頃です。
本丸跡から引き返し、頂上へ向かいます。途中に、一番広い平坦面(曲輪)があり、先ほどの本丸跡より広いです。
さらに進むと、ここにも曲輪があります。案内板の向こうの、一番高いところが頂上です。
人工的な石があり、城の遺構と思われます。
頂上に着きました。
頂上から姶良の街が一望できます。敵を見張るのに適しており、この下は絶壁で、防御に最適な城だったと思われます。
下に先ほどの重富小学校(平松城跡)が見えます。