メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『さわりで覚える ジャズの名曲25選 CD付』

2010-03-13 21:50:47 | 
『さわりで覚える ジャズの名曲25選 CD1枚付』後藤雅洋/編著 中経出版
初心者向けの名曲・名演奏者を選んで各数ページにその人となり、代表曲の入ってるアルバム、
同曲を演奏している他アーティストやアルバム、同プレーヤーの他アルバムの紹介てな具合に簡潔にまとまってるのが便利v
CDを聴きながら説明を読むと曲やプレーヤーの背景が見えてきて、より深く知って味わうことが出来る。
ただ、CDも「さわり」の各30秒ほどずつしか入ってないのが笑えるw

取り上げているのは主に『ブルーノート』レーベルのアルバム。
『ブルーノート』レーベルは、ドイツ人のアルフレッド・ライオンによって39年に設立された。
熱心なジャズ・ファンだったライオンは次々と有名・無名のプレーヤーを録音。
自転車操業だった頃から始まって、今ではレコード番号1501~1600の約100枚は、必須アイテムとされる。
モノクロのミュージシャン・ポートレイトに単色で彩色したアルバムジャケデザインと、
シンプルなタイトルロゴは魅力のひとつ。

ちなみにこの「さわりで覚える~」シリーズは、ほかにもNo.2や、ジャズボーカルなどもある/驚

以下は本文に出てきた単語のメモ。

▼ハード・バップ:ビ・バップが発展したスタイルで、即興的要素と曲想全体の統一感を測った洗練された演奏スタイル。
▼ヴィブラフォン:特殊な装置を用いて余韻の長さをコントロールできるようにした鉄琴。
▼フェイク:原曲のメロディを崩して演奏すること。
▼コンボ:conbination orchestra の略で、せいぜい7名程度の小編成グループのこと。これに対し15名程度の大編成バンドをビッグ・バンドという。
▼SP盤:50年代以前のシェラックという硬くて割れやすい素材でできた78回転のレコード。スタンダード・プレイング・レコードの略。
▼ジャム・セッション:(ジャムのように)様々なミュージシャンが混ざり合って演奏を行うこと。臨時編成のためスタンダードを演奏することが多い。
▼ジャズ・ロック:60年代に流行した、ロックの要素を取り入れたジャズ。実際はそれほどロック的ではなくリズム・パターンに特徴がある。
▼アーシー:黒人音楽特有の土着的な演奏感覚のことを指す。
▼クォーテーション:アドリブの中に別の曲のメロディを引用すること。

新しい言葉を覚えるって楽しい♪
なにかを表現したいと思った時に適切な言葉をたくさん使えるってことはイイものだ。



The 82nd ACADEMY AWARDS
賞をとったから観たいってわけでもないけど、一応映画の祭典てことで。
コメント

曼荼羅美術館

2010-03-13 18:26:53 | アート&イベント
今日も晴れて風が強かった。また花粉が相当飛んだな/涙
予想最高気温が20度って急に上がったから、春コートを着て出たけどそれもいらなかった(なんなら半そでもありだ
出掛ける前にサケ友から電話があって、サケの出るイベントのお誘いで、相当迷ったけど行くことにv
ヨーキンさんもひさびさソロ聴きたいし、かなりおいしいメンツで絶対楽しいこと間違いない

ザンジバルナイト in 野音2010

そして、今日訪ねたのはこちら↓↓↓

慈雲山曼荼羅寺観蔵院
練馬高野台は、昨日行った中村橋の次の駅だった 土日しかやってないということで電話で確認してから行った。
駅から歩いて10分ほど。とくに迷うこともなく到着。係りの人が出てきて、展示室の電灯をつけてくれた。
お客さんが来なければ消して閉めてるのかな。主な展示室は1~3まであるんだけど、
その後も「順路→」の貼り紙が続いてて、お寺の中を全部見た感じ。お寺の中って広いんだ!
和室にはもれなく曼荼羅が飾られてて、ほんと曼荼羅のお寺。最後はご本尊までたどり着く。
ふつうお寺さんを参拝しに来たら、用がない限り外のお賽銭箱のところでお参りして帰るけど、珍しいね。

展示室にある曼荼羅を見たら思わず息を飲んだ!
大きな画面一面に細かく丁寧に描き込まれたたくさんの仏の姿。
顔が動物だったり、青かったり、インド風だったり、様々な道具を持って、複数の顔や手を持つ仏さまもいる。
室内にはゆったりとした音楽のような経(だよね?)が流れてて、そこにずっと座って瞑想でもしていきたい空気。
天井にもたくさんの天女が描かれている。春のように軽やかな色の衣を身につけて、それぞれ楽器を楽しそうに奏でている。
この美術館創設時に何人もの人が協力して描いたものもある。
速水御舟の「炎舞」の一部もあったけど、模写かな?

サンスクリット文字の書も素晴らしかった!筆で書いたとは思えないタッチで曲線のデザインがキレイ!
1文字1文字が絵のようで、大きく書いた字は迫力があって、文字に込められたパワーがみなぎっている。
ほかにもネパールの仏画や、ミティラー民俗画(絵本のような可愛い絵)などなど、
ミニサイズの中に動物の毛で描かれた当時の王様たちの絵も緻密で見応え充分。

ミュージアムショップでつい曼荼羅のパズルとポストカードを購入(300ピースで500円はお得v
改めて本堂をお参りしてから、庭も拝見。たくさんの種類の花木が植えられていて、
大きく育った椿の花が石の道に落ちてキレイだった。またぜひ来たいな。


ノドが乾いたから駅前のミスドに寄って生キャラメルドーナツと大好きなホットのカフェオレを注文。もちろんお代わりした。
店内に♪More than A Feeling/Boston が流れてた。

こないだ入ったコーヒーショップでは♪Greatest Love Of All/Whitney Houston が流れてたし、
なんだか学生時代を思い出すような懐かしい曲シリーズだw これってホイットニー・ヒューストンだったんだ/驚
ボストンはラジオ番組から直接テープに録音したり、Greatest~は洋楽好きな友だちからランダムに録音したテープをもらって聴いたりしてたっけ。

帰りの駅構内でこんなポスターも発見↓↓↓

「京劇三国志 赤壁の戦い」@東京芸術劇場


電車内で読んでたジャズのライナーノーツでの言葉。

「人生ではある期間休養してアイデアを温めたり、蓄えたりすることも必要だということを悟りました」


なんだかずっとカレーが食べたかったから、駅近くの「カレーハウスCoCo壱番屋」で野菜カレーをお持ち帰りした。
よく見かけるチェーン店だけど初めて食べた。ふつーに美味しいv


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