■『ジンギスカン』Genghis Khan(1965)アメリカ
監督:ヘンリー=レビン
出演:オマー=シャリフ(ジンギスカン)、スティーブン=ボイド(ジャムカ)、ジェームズ=メイスン(カム・リン)、イーライ=ウォラック(ホラズム王)、フランソワーズ・ドルレアック(ボルテ)ほか
チンギス・ハーンの歴史を復習する映画を探してて、反町や浅野忠信のイケメン・ハーンを敢えて避けて
やっと近所の100円VHSコーナーで発見したと思ったんだけど、うーん・・・どうやら完全にミスチョイスだったみたい
まず、オマー=シャリフがハーンて、どうしても名作『ドクトル・ジバゴ』がよぎってしまうが、それは置いておいて、
カトリーヌ・ドゥヌーヴのお姉さんフランソワーズ・ドルレアックがボルテ役は貴重!個人的に好きな女優さんなので、これもいいとして、
中国の要人らしき人物がジェームズ=メイスンで、妙に歯をむき出しながら、笑顔で英語喋ってますよ
たどり着いた中国の皇帝も思いっきり西洋人ですが、なにか???ここまで堂々としてたら、もう笑って楽しむしかない
史実とも全然かけ離れてしまったから、モンゴル風味の昔のアメリカ映画ってだけで復習のことも忘れなければ。
▼story
囚われて首に枷をつけられたテムジンは、ジャムカの婚約者ボルテに一目ぼれして、
怒ったジャムカが決闘を申し込んで枷を外した瞬間に逃げ出す。従者2人と「今は一番小さい民族だが、
いつかモンゴルを統一してみせる!」と決意し、まずは捕虜を逃がしてあげて仲間にし、
女の奴隷を解放して自分らの妻にし、ボルテと兄3人を連れ去ってきて、ボルテを妻にした。
ふたたびジャムカに連れ戻されたボルテを奪い返すが、長男を身ごもった後だった。
道中、馬車が壊れて困っている中国人カム・リンらを助けて国まで送ると、皇帝が面会してくれて国に軟禁された。
満州族に大敗した中国軍に代わってモンゴル軍が勝利をおさめ、皇帝からチンギス・ハーンの称号をもらう。
リーダーだったジャムカを捕虜とし、共に統一のために戦ってくれと頼むが聞く耳持たず。
火薬の使い方をマスターして「花火を見せましょう!」とゆって門を爆破し、皇帝は死んで、モンゴル軍は中国を抜け出す。
その後、逃げ出したジャムカはメルキトにゆき、ハーンを討たないと侵略されると吹き込むが皇帝は全然やる気なし。
ここでも「モンゴル人同士争うのはやめよう」と持ちかけたハーンに、カム・リンの死体を送りつけるジャムカ。
ラストは2人の一対一の対決になって、ジャムカは殺されるが、ハーンも力尽きて、息子らに後を任せて死んでしまった。
てか、よくここまで史実を無視して作っちゃったなあ!これを観た客はすっかり信じてしまったんじゃないかしら。
全部きっちりとは言わないけど、せめてもうちょっと調べて欲しかった・・・
▼モンゴル史映画
歴史映画ばかりこれだけまとめて紹介してるってこの人すごすぎっ! これでも全部じゃないようだけど。
どうせやるなら、これくらい徹底的にやらないとねえ。
監督:ヘンリー=レビン
出演:オマー=シャリフ(ジンギスカン)、スティーブン=ボイド(ジャムカ)、ジェームズ=メイスン(カム・リン)、イーライ=ウォラック(ホラズム王)、フランソワーズ・ドルレアック(ボルテ)ほか
チンギス・ハーンの歴史を復習する映画を探してて、反町や浅野忠信のイケメン・ハーンを敢えて避けて
やっと近所の100円VHSコーナーで発見したと思ったんだけど、うーん・・・どうやら完全にミスチョイスだったみたい
まず、オマー=シャリフがハーンて、どうしても名作『ドクトル・ジバゴ』がよぎってしまうが、それは置いておいて、
カトリーヌ・ドゥヌーヴのお姉さんフランソワーズ・ドルレアックがボルテ役は貴重!個人的に好きな女優さんなので、これもいいとして、
中国の要人らしき人物がジェームズ=メイスンで、妙に歯をむき出しながら、笑顔で英語喋ってますよ
たどり着いた中国の皇帝も思いっきり西洋人ですが、なにか???ここまで堂々としてたら、もう笑って楽しむしかない
史実とも全然かけ離れてしまったから、モンゴル風味の昔のアメリカ映画ってだけで復習のことも忘れなければ。
▼story
囚われて首に枷をつけられたテムジンは、ジャムカの婚約者ボルテに一目ぼれして、
怒ったジャムカが決闘を申し込んで枷を外した瞬間に逃げ出す。従者2人と「今は一番小さい民族だが、
いつかモンゴルを統一してみせる!」と決意し、まずは捕虜を逃がしてあげて仲間にし、
女の奴隷を解放して自分らの妻にし、ボルテと兄3人を連れ去ってきて、ボルテを妻にした。
ふたたびジャムカに連れ戻されたボルテを奪い返すが、長男を身ごもった後だった。
道中、馬車が壊れて困っている中国人カム・リンらを助けて国まで送ると、皇帝が面会してくれて国に軟禁された。
満州族に大敗した中国軍に代わってモンゴル軍が勝利をおさめ、皇帝からチンギス・ハーンの称号をもらう。
リーダーだったジャムカを捕虜とし、共に統一のために戦ってくれと頼むが聞く耳持たず。
火薬の使い方をマスターして「花火を見せましょう!」とゆって門を爆破し、皇帝は死んで、モンゴル軍は中国を抜け出す。
その後、逃げ出したジャムカはメルキトにゆき、ハーンを討たないと侵略されると吹き込むが皇帝は全然やる気なし。
ここでも「モンゴル人同士争うのはやめよう」と持ちかけたハーンに、カム・リンの死体を送りつけるジャムカ。
ラストは2人の一対一の対決になって、ジャムカは殺されるが、ハーンも力尽きて、息子らに後を任せて死んでしまった。
てか、よくここまで史実を無視して作っちゃったなあ!これを観た客はすっかり信じてしまったんじゃないかしら。
全部きっちりとは言わないけど、せめてもうちょっと調べて欲しかった・・・
▼モンゴル史映画
歴史映画ばかりこれだけまとめて紹介してるってこの人すごすぎっ! これでも全部じゃないようだけど。
どうせやるなら、これくらい徹底的にやらないとねえ。