メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『自己信頼』 ラルフ・ウォルドー・エマソン

2010-03-27 22:08:55 | 
そーじ&洗濯終わった午下りの時間が一番好き。そんなホっとした時間を写真で永遠に切り取ってみた。
スッキリした自分の部屋は、自分の城だ。ここには誰も批判する人もいないし、汚い言葉を吐く人もいない。
つまり、安全なシェルター。自分の家は、外界から離れて、静かに内観できる空間であるべきだと思う。


『自己信頼(新訳)』 ラルフ・ウォルドー・エマソン著

「自己信頼の「自己」とは、ただ好き放題に生きるエゴとは違う。エマソンは、謙虚な心で自分が本当に望むことをするなら、人間はもっと自由に幸福になれる──という。」


家にヒマでいると、ついこうゆう自己啓発本も読みたくなってくるw
もともと心理学も好きだから、そうでなくてもこれ系統の棚はいつも気になるけど。
最近、まわりからいろいろ言われることに対して、自分は間違ってるのか?て悩んでたけど、
それと同時になにか自分に対する大きな信頼みたいなものにも気づいてた。

みんなそれぞれ歳の数だけ、経験の数だけの範囲でしかモノが見れないとしても、
真実はいつでも変わらずあるものだし、自分を否定していたずらに追い詰めるよりも、
もっと自分を信頼して、自分の意見を貴重なものとして尊重することも大事だとゆうことがわかった。
いろんな個性があって、いろんな考え方があっても、すべての見方は1枚のコインの表と裏と同じだから。

以前は、いい言葉を見つけたら毎回ノートに書き写してたけど、今はパソがあって便利。
以下は留めておきたい言葉の引用。ひと言、ひと言について自分なりにじっくり考えてみたい。
新訳とあるけれども、書いたエマソンさんは19世紀の人なんだ/驚
言い回しにちょっと古さを感じないこともなかったけど、真実はいつの時代も、どこでも通用するもの。


p.13 「幼な子や動物には、分裂した反逆精神は見られない。自分の感情を疑い、損得だけを考えて、目的とかけはなれた力や手段を選ぶこともない」

p.15 「大人は自意識によって、自分で自分を牢獄に閉じ込めている。ひとたびその言動が大喝采を浴びれば、彼はただちに拘束され、何百人もの共感や敵意に監視されるようになり、以後は何をするにも周囲の意向を気にするようになる」

p.16 「もっとも求められる美徳は順応だ。自己信頼は嫌悪される。社会はものごとの本質や創造性ではなく、名目と習慣を愛する」

p.31 「公の場で述べたことと矛盾するまいと、なぜいつまでも記憶の屍を引きずりまわさなければならないのか。日々新しい一日を生きること、それこそが賢明な態度だと思われる」

p.37 「こうなりたいと思う自分にいま、なるのだ。いま行動せよ。どんなときも人目を気にしないように努めれば、常にそうできるようになる」

p.65 「父よ、母よ、妻よ、兄弟よ、友よ。私はこれまで外見ばかりに気をとられて、あなた方とともに生きてきました。(中略)私は自分自身でなければならないのです。私にはもう、あなた方のために自分を破滅させることも、あなた方を破滅させることもできません。ありのままの私を愛してくださるなら、私たちはもっと幸せになれるでしょう。(中略)私の心が喜ぶもの、私の心が命じることを、いついかなるときも恥じることなく、断固として行うつもりです」

p.74 「人間はしなだれかかる柳ではなく、自分の足で立つことができ、またそうしなければならないことを人々に伝えるのだ」

p.76 「祈りとは、至高の観点から現実を深く静かに思うことだ」

p.88 「生まれ持った能力ならいつでも、年を重ねるほど豊かに表現できる。それに対して、他人から取り入れた能力は当座しのぎのもので、いつまでたっても完全には身につかない」

p.89 「自分に割り当てられた仕事をするのだ。そうすれば多くを望みすぎることも、大胆になりすぎることもない」

p.90 「社会が前進することはない。ある部分が進めば、別の部分が後退する。社会はたえまなく変化している。何かが与えられるたびに、何かが奪われるからだ。新しい技術を獲得したら、古い本能が失われる」

p.96 「財産を信頼すること、あるいは財産を保護する政府を信頼することは、自分自身に対する信頼が足りないことを意味する」

p.101(結び)「根本原理に従い、その光輝に身をひたすとき、あなたは初めて平和を手に入れるのだ」

p.103(あとがき)「真理は自分の内にあり、付和雷同せず、常に自己をよりどころとして主体的に生きるべきである」

p.104(あとがき)「彼のいう自己は狭い意味での自己(エゴ)ではなく、真の自己、すなわち自分の中に住む普遍的な存在を指しています。自分に正直に生きることは、放縦な生活を送ることでも、我欲を押し通すことでもなく、むしろ調和をもたらすものであり、謙虚な心で自分が本当に望んでいることをするなら、人間はもっと自由に幸福になれる」
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フィギュア世界選手権~女子ショート

2010-03-27 20:59:09 | フィギュアスケート
フィギュアスケート 世界選手権2010
▼女子ショート
OPで金メダルとったあと、チラっと引退説まで流れてたキム・ヨナ。ちゃんと世界選手権も出るってすごいな。
舞台で舞ってる姿もさりながら、アスリートが顔を真っ赤にしてる練習風景や、
リンクに向かう緊迫した表情ってゾクゾクするくらいカッコいい!
シーズン締めくくりの大会。てことはこのプログラムを見るのも見納め?寂

●クセーニャ・マカロワ(ロシア):3×3でスタート。初めて見たけど上品な美人さん。丁寧なすべりで技術も高い。緊張してる様子もなく、のびのびとノーミス演技。唇の上のホクロも色っぽい

●カロリーナ・コストナー:地元の声援大きい。鳴り物も聞こえた?大柄なカラダをたっぷり魅せる演技。ジャンプ1回抜けた。背中にテーピングしてたね。

浅田真央:3×2成功!よし!毎回真央ちゃんにはドキドキさせられるけど、Wonderful!!! カンペキに滑りきった!集中してるなあ。今回もタラソワコーチ不在。どーしたんだろ?それでも自信にあふれて、春を感じさせた。でもトリプルがダブルに判定されて思ったほど点数が伸びず

●キーラ・コルピ:蛍光色の黄色って大胆。「彼女の笑顔は地球を救います」て出た実況アナの名言集。いきなり転倒。ダブルアクセルも詰まった。ヒッチコック的美人さんだな。

安藤美姫:3×3に挑戦して転倒。3フリップは成功。ストレートラインステップは迫力ある。この人の個性なんだろうけど、曲もスローで動きもスロー。実力は充分持ってるのに、なぜかいつも覇気が感じられない。国分くんはやたらと笑顔にこだわってるなw

●ローラ・レピスト:3×3キレイに決めた。3トゥーループもイイ。後半手をついた。スピンの回転は安藤と比べたら2倍速く見える。

●エレーネ・ゲデバニシビリ?:最初のジャンプで転倒。3×3は成功。ジャズにノッて大人な空気が流れた。解説の八木沼純子さんは回転不足とかのチェックとか毎回けっこう厳しいジャッジをする。

長洲未来:このコ好きだなあ!ニコって笑ってスタート 3×3みんな入れてくるねえ!キム・ヨナ対策か?バレエやってる人のポジションのキレイさ。スピンも素晴らしい! 次のOPではぜひ金メダル争いに絡んで欲しい選手。「長洲未来は日本の味方なのか、それとも最大のライバルなのか~!」てまた出たw 今日は鼻血出なかったねv どうだとばかりの最後の表情。70.40点で真央ちゃん抜いて、この時点で1位!すごい!!!インタビューで喋るの初めて見たけど、ちょっと片言の日本語がよけい可愛い♪イナバウアーも出来るしね

キム・ヨナ:「世界を駆け回るシークレットサービス、キム・ヨナ!」「トリノより愛を込めて」てムダに連発してるし。3×3もちろん決めるっしょ!この人を見るときはなんの心配もいらないんだけど、あれ?スパイラルで珍しくバランス崩した。心なしか表情曇ってる?なんか全体的にキレがなかった。OPに史上最高の点を出して、それを超えるのも自分だとすると、モチベーションも難しいだろう。

鈴木明子:意外にも初めての世界選手権出場。最初痛そうな感じの転倒 スパイラルも崩れた。厳しい表情。ジャンプの軸がズレてる。キム・ヨナ同様厳しい大会になったな。。6分間練習を調子よくこなして、よいイメージを持って試合に臨むってことも大事なんだな。キス&クライでは涙。。うううん・・・17位て。客席も動揺。

●レイチェル・フラット:ジャズのリズムが明るい空気に替えてくれてホっとした。3×3は3×2になった。ポチャっとしたいかにもアメリカンな雰囲気。今大会調子のよさがいい形で続いてる。ほぼノーミスで重い空気を吹き払ってくれた。これでも6位なんだ。


インタビューでもキムは「恐怖心もあったし、ストレスも感じていました」て表情は暗い。OP後、燃え尽きてなきゃいいんだけど。。
フリーはまさかの真央ちゃんと未来の対決か。こうなると、真央ちゃんにとってはやりやすいんじゃないのかな。

それにしても、真央ちゃんの挑戦してるトリプルアクセル2回入れてくるプログラムより、
3×3のほうが点数高い評価だとしたら次回は替えていかなきゃならないかも?
プルシェンコがジャンプコーチにつくなんてニュースもあったし、どぅーなる女子フィギュア。
明日のフリーもドキドキする。
最後に映った夕暮れどきのイタリアの景色もステキだった


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『猫の恩返し』(2002)

2010-03-27 11:47:44 | 映画
『猫の恩返し』(2002)
監督:森田宏幸
声優:池脇千鶴、袴田吉彦、渡辺哲、斉藤洋介、山田孝之、前田亜季、濱田マリ、丹波哲郎 ほか
主題歌:♪風になる 作詞・作曲・歌 つじあやの

あらすじ
ハルは車に轢かれそうになったネコを助けたら、丁寧にお礼の言葉をゆわれてビックリ。
後日、そのネコが猫王の子息であると分かり、総出でお礼をくれたけれどもマタタビ、じゃらし、ネズミと迷惑なものばかり
「猫の国に招待し、ご子息と結婚してください」といわれ困っていると、「十字街にいる白い猫を探して、猫の事務所に行ってください」とキレイな声が聞こえる。
その通りに行くと、ムタという白いデブネコが、バロンという紳士と、トト(カラス)ともに助けてくれるとゆう。
猫の国に連れてゆかれ、ハルもすっかり猫になってしまう。
キレイな声の主は、ハルが子どもの頃に魚の形のクッキーをあげた子猫で、
王子ルーンはユキと結婚するからハルは人間界に戻ったほうがいいと塔のてっぺんから逃がしてくれる。

「自分の時間を大切に過ごすこと」ってゆうメッセージがあって、冒険のあとハルはすっかりお姉さんみたく変化してる。
猫の国の迷路は、どんどんコースが変えられてしまうところが映画『ラビリンス』に似てた。
猫王の声が丹波哲郎って面白いw つじあやのの主題歌もハマってて、癒される
猫王国でのんびり暮らせるなら、絶対そっちのほうがいいにゃ~(ネズミは食べられないけど


『ギブリーズ episode2』
脚本・監督:百瀬義行
声優:西村雅彦、鈴木京香、古田新太、斉藤暁、篠原ともえ、今田耕司、小林薫 ほか

同時上映のこちらはジブリ作品にしては異色。乾いたユーモアがしりあがり寿ぽいし。
ショートショートのつながっていて、最初は社員のランチで激辛カレーを食べる話。
で、急に妖しげなダンスのシーンになって、急に「初恋」をテーマに子どもの頃が思い出される。
ジェンカで手をつないでドキドキするって、英語版にした時、海外の観客に通じただろうか?
声優陣の顔ぶれを見て、またビックリ!聞きなおしてみて、なるほどって思う。
英語字幕版でも見れてちょっと面白い(途中で眠くなって全部はチェックできなかったけど


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