芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『マイブログ』の振り返りと課題

2024-02-06 07:07:07 | Weblog

2007年3月から始め、2024年の今まで継続しているブログについてです。

内容はともかく、16年以上に渡って毎週1回、毎回1000文字の記事をアップしてきている自分をまずは褒めてあげたいと思います。

さて、一度アップしたブログを今までは読み返すことを一度もしてこなかった私です。

かつてJUWAT先生から1年分まとめて冊子にしたらどうかという助言もいただいたことはありましたが、忙しさを理由に書いたままにしてきた私です。

そんな私ですが、今まで書き溜めたものを編集して一冊にまとめてみようと思っています。

その理由は40年以上に渡って勤務したきた学校での仕事もあと2年で終わりです。

2年後の3学期、2026年3月、私に対して職場の友人・知人は前例に則って「送別会」を開いてくれるのではないかと思われます。

やっとで辞めてくれるという「追い出し」も含めて・・。

その会での返礼品として1000円程度のクッキーなどをいただくのですが、それに代えてブログ集をお渡しするのはどうかと考えた次第です。

それを受け取る側からしたら、興味の無い冊子をもらっても迷惑かもしれません。

私の自己満足というのは重々承知しているのですが、100人位の人々に渡すために冊子を複数印刷するかは別として、一冊にまとめてみたいと切に思っています。

ブログの内容は「読後感想」、「ホンダビート」、「鬼怒川温泉」、「学校行事」、「介護問題」、「社会問題」などでした。

このままでは内容が多岐に渡って読者に伝えたいことが散漫になってしまいますから、読者を教育関係者を想定してまとめてみようと思います。

現在まで書いてきたテキスト文字数は1,053,947。

ページは1806ページにも及びます。

ほとんども文章が書いたままの雑文です。

うまく、まとめられるかどうか分かりませんがチェレンジしてみたいと思います。

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『能登半島地震に思うこと』対策は急務です。

2024-01-30 07:07:07 | Weblog

日本は阪神淡路地震、東日本大震災、そして今回の能登半島地震と定期的に地震被害を被ってきました。

それぞれの場所での被害死者、行方不明者の数は異なりますが、毎回「同じような課題、問題」が発生しています。

「同じような課題、問題」とは自分の家や家族を失うなどされた方々が、避難先での劣悪な環境に何日もいなくてはならないということです。

体育館の床に段ボールを敷いて寝る人々。

体育館で与えられるパーソナルスペースがあまりにも狭くて、壊れかけの自宅に戻ったり、自家用車で寝泊まりしたりする人々。

避難中に健康被害にあうなど、2次的な被害も発生しています。

被災後すぐは、体育館などの公共スペースで過ごさざるを得ません。

道路が寸断されて物資を届けられないので仕方ありません。

水道管が何箇所かで分断され、復旧にすごく時間がかかるのも理解できます。

大雪も降り倒壊した住宅の撤去がなかなか進まないのはもっともです。

そして、仮設住宅への入居を望んでも、住めるまではかなりの時間がかかるのも当然です。

 

2次的な避難先として無償でのホテルへの滞在は評価されると思います。

しかしながら、たとえ自宅が倒壊していても、知り合いのいる町で暮らすことは精神が安定するのです。

住宅倒壊など同じような被害を受けた人々の心は、話題も同じであり復興に向けての気持ちが一つになりやすいのではないかとも想像されます。

 

そこで、私の提言です。

海水を真水に濾過する装置は、東日本大震災でも大活躍しました。

万が一に備えて、それらを各都道府県が準備しておくのはどうでしょうか。

避難先に指定された公共スペースは避難した時に快適であるように設計したり、準備しておくのはどうでしょうか。

自家発電装置や快適に多くの人々がシャワーを浴びることができるようにする。

加えて、空気を入れれば快適に寝れことができるベッドもいいかもしれません。

パーソナルスペース確保が物理的に不可能であれば、Apple Vision Pro

のようにバーチャルゴーグルで対応できるかもしれません。

政治家の仕事は、災害に備えての対策をすることでもあるはずです。

南海トラフ地震が明日にでも起こり得るかもしれません。

できることは、すぐに対応してほしいものです。

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『先生の話ことばの癖』

2024-01-23 07:07:07 | Weblog

私は最近、職員室にいる先生を観察する面白さを感じています。

職員室内の自席で目を瞑っていても、その人の歩く音、ドアを閉める音で誰かを言い当てることができる私です。

聴力の衰えは感じますが、私に対しての悪口と多くの先生方の発する音や声には敏感な私です。

 

さて、音が分かりやすい先生はその言動にも特徴が見られるようです。

「先生、ぜんぜんダメ。さんざん言ってきたの・・」と常に不平不満を口にしている自己中心的なお婆さん先生。

「いいすね、そうすね」と本心を言わずに深く考えることもなく軽く同意してその会話から逃れようとする先生。

「〜じゃないですか?」を多様して他者に同意を求めてくる先生。

「へぇ〜、へぇ〜」と会話中の頷きのえらく多い先生。

「ワッハッハ、ワッハッハ」と一日中笑っている先生。

関東出身なのにお願いする時だけ「すんません」という管理職の先生。

このように発せられる言葉の癖をあげたらキリがありません。

 

同様に成績の芳しくない生徒に対しての対応も人それぞれのようです。

・成績不良者に対して提出物を全く出していないと更にダメ出しをする先生

・テストの点数が低いと、かつて教えていた最も手のかかった生徒の名前をあげて、その生徒よりも酷いと自分基準で生徒のダメさを語り自己を正当化する先生

 

 先日、宮口幸治『ケーキの切れない非行少年たち』(新潮社)を読みました。

少年院には認知力が弱く、「ケーキを等分に切る」ことすら出来ない非行少年が大勢いるそうです。

認知力が弱く、学習しても理解できないまま我慢して授業をうけているような場合には、バカにされながら静かに授業を受けて、それに耐えられなくなることは当然のことです。

ストレスが溜まりに溜まって、非行という形で爆発してしまうことはあり得るのではないかと思いました。

ダメな生徒、成績不良の生徒、成績の芳しくない生徒は必ずいます。

子どもの成績が伸びないのは、学校の先生の責任だと真顔で言ってくる保護者も増えてきています。

そのような状況だからこそ、わかっている人(先生)がわかって当然の事だと上から目線で理解できない生徒に対することは、気をつけるべきであると切に感じている次第です。

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『老化現象の自覚』

2024-01-16 07:07:07 | Weblog

年がかわり3学期が始まり、授業も再開されました。

私は授業で急に大きな声を出したためか、右耳の調子がよくありません。

安いスピーカーからの出る音が割れて、時間差で高い音が聞こえてくるような・・。

授業を知らせるチャイムの音程が一部低く聞こえるような・・。

唾を何回も飲み込み、耳に手をあてて空気を入れたりして・・。

しばらくしたら正常に戻りました。

いずれにしても年を重ねてくると体のいたる箇所の具合が悪くなっています。

年齢による衰えを自覚することが多くなっている今日この頃なのです。

 

夜は朝まで1回も目覚めることが無い日が少なくなってきました。

就寝してから、2,3時間後にトイレに行きたくなってしまいます。

寝室が寒いと、眠りが浅くトイレに行くのかもしれません。

昨年までは、「オイルヒーター」を就寝中につけっぱなしに。

今年はあまりにも高額になってしまう電気料金を考えて現在のところ、それを使用していません。

そこで、それに代えて最近、毛布のような温かいシーツとカバーを「ニトリ」で購入しました。

今のところ、想像以上に快適です。

さすが、お値段以上の「ニトリ」です。

 

自動車の運転をしてもしかりです。

東京から日光までの約150キロの期間の車での移動でも、SAのトイレには必ず寄ってしまいます。

満充電で実質400キロも走れないと電気自動車の走行距離の少なさを指摘する声を聞くことも多々ありまが電気自動車の充電回数以上のトイレ休憩が必要な私なのです。

 

職場では、70代前半の身内の方が倒れて意識がまだ戻っていないとの心配な話も伺いました。

清水の新年会では、同級生のU君が亡くなったらしいとの噂も耳にしました。

(情報の発信者は、間違ったらゴメンと言っていましたが)

 

いずれにしても、健康であることに感謝です。

病気にならないように、気乗りのしない「運動」を定期にしていく必要を感じている今日この頃です。

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『年末年始の過ごし方』

2024-01-09 07:07:07 | Weblog

「普通」は年末に大掃除をして新たな年を迎える準備をするのでしょう。

しかしながら、「普通」でない私は例年、年末年始の期間中に鬼怒川の小さな別宅で過ごしました。

今年も夫婦二人で家のことをしないのんびりとした日々。

朝6時から10時までと15時から24時まで入浴できる温泉に何も考えずにどっぷりと浸かります。

昼食はほぼ毎日、近隣に多数点在する蕎麦屋へ行き、天ぷらそばを食します。

蕎麦屋が混んでいる時には、地方のマクドナルドは都会のそれと比べて混んでいませんので、そこでテイクアウトしたものを近隣の大きな公園で食しもしました。

夕食はスーパーやコンビニで購入した惣菜を食べながら赤ワインを毎日一本空ける生活。

滞在中の1回は、隣接するホテルでの新春特別料理を楽しみました。

洗濯は毎日少量を1回おこないます。

衣類を綺麗にする目的に加えて、部屋干ししての部屋内の加湿には必須なのです。

 

私の新年の「普通」は実家に住む親に孫を見せることを口実?とした実家訪問でした。

春夏秋冬の4回は故郷に帰っていました。

時は経ち、代も代わり、子どもたちが我が家を訪問するというのが「普通」かもしれませんが・・。

こちらが行動をおこさないと何もない(自宅に寄り付かない)子供たち。

1月2日、3日あたりに義理の娘の親宅に新年の挨拶にいく子供たち。

そこで、今回は私から子どもたちに7日(日)昼に集まるように召集をかけた次第です。

昼から始まった飲み食いのパーティーは8時間にもなりました。

気づいてみるとワインは7本、ビールの空き缶は数えることが面倒なほどの多さになっていました。

4歳、2歳の子供たちは山盛りのフライドポテトのみをたいらげて、箱買いした「じゃがりこ」をずっと食べていました。

皆が健康であり、集まる気があれば可能な集まりです。

可能であれば、そのようなパーティーは誰が主体とかは関係なく、継続していきたいと思った次第です。

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『あけましておめでとうございます。』

2024-01-02 07:07:07 | Weblog

 年末に静岡から姪っ子二人が我が家に泊まりにきました。

今回、チケットは取れたのですが宿泊ホテルを確保できないという理由もありわが家に宿泊依頼があった次第です。

「気を使わないでね」と彼女たちに言ってしまった私。

それぞれの入浴に1時間を要し、二人ですから入浴合計2時間。

きっとそれは彼女たちにとっては普通の行動。

私としては風呂場で倒れているんではないかと心配。

ひたすら待った2時間で疲れ果ててしまいました。

それが2日間ですから。

 

 さて、東京滞在目的は国際展示場で行われたVTuberのフェスに参加すること。

加えて、アニメ原案のミュージカル鑑賞でした。

どんな内容かの説明を受けても理解できない私。

ただ、会場に入場するまでに3時間以上並んで待ったとの話は衝撃的でした。

地方都市(田舎)で暮らす彼女たちは、都会で実施されるイベントに年に数回参加しているようです。

自然を求めて、都会から地方に出かける私とは真逆の行動です。

 

・帰宅時は、年末の墓参りを理由に姪っ子たちを静岡まで送り届けたついでに久しぶりの市内観光をしました。

・清水エスパルスのホームグラウンドから近い「日本平」に数年前に設置された夢テラス(無料)を初めて訪問しました。

当日は多くの観光客やライダーたちで賑わっていました。

互いの単車を自慢する比較的高齢の男性たちが目立ちました。

そこでは隈研吾事務所が設計した木造テラスから富士山、清水港、遠くは南アルプスなどを一望できました。

・次に行ったのは「三保の松原」。

姪っ子との話で、近々「旧東海一高」の校舎が解体されて東海大のグラウンドになるとの話や三保での養殖事業の話も聞いて、三保に行きたくなった私です。

そこでは少し冷たい潮風に当たりながら、駿河湾の向こうに見える伊豆半島。

海への視線を松原と海岸線に移すと、その先には美しい富士山があります。

それは、まさに絶景。

・最後に清水に初めての「スターバックスコーヒー」に立ち寄りました。

スタバに、ユニクロ、ABCマート・・。

地域色がなく、どこにいっても同じような店、店。

地域色としては1月からは久能のいちご狩りが始まります。

興味がわいた方は、ぜひ、ぜひ訪問してみて下さい。

 

本年もどうぞ、宜しくお願いします。

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リンダ・グラットン『ワーク・シフト』(プレジデント社)を読んで

2023-12-26 07:07:07 | Weblog

 この本は「2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?」という働き方の未来について2012年に書かれた書籍です。

以下には、この本を読んで印象に残ったと箇所を書き留めました。

それぞれの項目について、皆さんはどのように考えられますか?

 

・アメリカの夫婦の離婚率は、1950年には26%だったのが、1980年には48%に上昇している。

・イタリアでは、女性の25%に出産経験がなく、25%が子どもを一人しか出産していない。

試算によると、イタリアが現役世代と年金受給世代の人口比を現在の水準に保つためには、年金支給開始年齢を77歳まで引き上げるか、毎年220万人の移民を受けいれるしかない。

・私たちは誰でも、自分らしく、他人に干渉されずに生きたいと思うが、その反面で、コミュニティに加わることにより活力を補給したいと思っている。

→少子高齢化現象の具体例であり、さかんに言われるコミュニティーと個人の関係かと思われます。

 

・カエルはお湯の熱さに慣れて、逃げようとしない。

しかし、しまいには生きたままゆで上がって死ぬ。・・私たちは仕事の世界で「気づかないうちに積み重なる既成事実」に慣らされてはいないか。

・私たちはきわめて社会的な動物だった。

群れたがる動物と言ってもいい。

ところが、テクノロジーの進化とグローバルの進展により、そういう人間の自然な性質どおりに行動することがかつてなく難しくなる。

・日常と違うことをするとき、日常の時間と場所の枠を超えて行動するとき、なんの制約も受けずに行動していると感じられるとき、手段と結果の関係に関する固定観念を離れて柔軟に振る舞うとき、私たちは「遊んで」いると言える。

・アメリカ国内で走っている自動車の数は、1930年代には2000万台前後だったが、1960年には6000万台、1970年代前半には一億台を突破した。

・生理的欲求と安全への欲求が満たされれば、私たちは所属と愛の欲求を満たすようになる「「私が働くのは、友だちと楽しく過ごすためである」」。

その次は、承認の欲求に移行する(「私が働くのは、専門技術を高めるためである」)。

そして最後は、自己実現の欲求を満たしたいと考えるようになる(「私が働くのは、自分の潜在能力を開花させる機会を得られるからである」)。

→働きすぎ、働かせすぎが社会問題化しています。

レジャーと仕事についての再考が求められています。

『レジャー・スタディーズ』(世界思想社)を再読したいと思います。

今年最後の投稿となりました。

皆様が方のご多幸をお祈りいたします。

 

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『BeReal(ビーリアル)にみられる人間関係』

2023-12-19 07:07:07 | Weblog

約40年間同じ私立の中学・高校で働いています。

そんな私はかつての生徒たちと、現代の生徒たちとの違いを感じることがあります。

1980年代、携帯電話やインターネットが無い時代には、紙に秘密内容を書いて授業中に見つからないようにそれを友人に渡すスリルを楽しむ生徒。

秘密の日記を家においておくのは保護者に見られそうで不安。

通学カバンに日記帳を常に入れて校則違反内容を書きこんでいた生徒たち。

今と違って、持ち物検査は何のためらいもなく実施されていた時代でした。

それらのメモや日誌に書かれていた内容は、その殆どが異性に関するものでした。

具体的には「〇〇というラブホテルに行った」など。

 

2030年、今では、秘密を友人にエアドロップで送ったり、SNSに書き込んだりと携帯電話を手放すことはできません。

当時と比べれると、電子データを瞬時に秘密に送ることが可能となりました。

SNSでは24時間で書かれた内容が消える「ストーリーズ」や「フリート」が流行っています。

情報が消える前にスク写して残すこともしているようです。

今、まさに中学・高校生に流行っているのが、「BeReal(ビーリアル)」です。

それは1日に1回、ランダムな時間に通知が送られてくる写真投稿サイト。

通知が届いてから2分以内に自分や周囲の状況を撮影して投稿しなければなりません。

投稿しない場合には、ビーリアルに投稿された写真閲覧ができなくなるそうです。

よって、授業中であろうがなかろうが、隠し持っていた携帯電話で何かを撮影して直ぐに投稿する生徒たち。

授業中に隠し持っていた携帯電話の撮影ボタンを押す。

その行為が問題になっています。

 

秘密を友人に伝えることで仲間意識を高めたい生徒たち。

閉じられた場での写真共有は内輪の仲間であることの確認です。

自分の秘密を他人にバラしたい。

他人の悪口を言って、内輪でうけたいなどの現象。

それらをすることで結びつく友達との人間関係構築は何年たっても変わらない行為なのです。

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『年内推薦入試の終了』

2023-12-12 07:07:07 | Weblog

12月は指定校推薦入試の合格発表の月でもあります。

過去において面接で数学に関しての質問をされて、数学科を不合格になったケースはありますが、今年も指定校推薦入試については、ほぼ100%の合格が見込まれます。

指定校推薦入試は、言わずもがな大学と高校間での相互的な信頼に基づいた入試です。

お互いの信頼関係が継続されるように、高校側でも、所謂、「良い生徒」を推薦しています。

偏差値の高低で大学を評価することが多い高校側では偏差値がそれほどでもない大学(日東駒専以下の評価を受けている)には、「学力が高い良い生徒」ではなく「いわゆる普通の生徒」を送り出す傾向もあるようです。

指定校推薦を利用して入学後に、大学での成績が芳しくなく、留年するなどして

高大の信頼関係にヒビが入り、仮に関係が切れてしまっても、一般入試で十分に合格できるレベルの大学には、高校側としては無理をしてまで「良い生徒」は送りださないのです。

 

推薦入学試験後に送付されてくる合否文書は受験者個人へ文書が送られる場合と大学から高校へ合否文書が発送されてくる2パターンがあります。

先日も、合否発表日に度重なる合否確認の保護者からの電話がありました。

感情的に何度も電話をしてくる保護者に対して、紳士的に文書が到着しているかどうかを探し回る担任。

私であれば、「ないものは無い」、「届いていないものは届いていない」だけを保護者に返答して終わるのですが・・。

「やれやれ」、保護者が主導権をとりたがることは本当に困ったものです。

 

今年度は年内に合格を決める推薦入試利用者が約50%になるのではないかと言われています。

 実際に、できるだけ早く進路を決めたい受験者とできるだけ早く入学者を確保したい大学側との想いは一致するのです。

そのような状況のなか、明治大学や立教大学が他大学との併願推薦ができる入学試験(年内に合格を手に入れて、一般入試で早慶や国公立上位大学合格を目出す)を実施しています。

今までは、歩留まり率が読めない、(入学するかどうかがわからないので、大学側としてはそのような入学試験方式は採用したくなかった)、ので併願可の大学は、何方かと言えば偏差値が低い大学だけでしたが、今年度あたりから上位大学もそれを採用する上位大学が増えてきました。

 1月14、15日に実施される共通テストも近づいています。

受験生の皆さん、頑張ってください。

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『北里大学が別法人の中高を附属に』

2023-12-05 07:07:07 | Weblog

東京都の北区にある順天高校が北里大学の付属になるようです。

正直、驚きました。

というのも、順天高校は生徒募集には困っていません。

学力レベル的にも中堅以上、いや上位に位置する私立中高だからです。

しかし、冷静に考えると双方の学校にとってメリットがある合併です。

北里大学は医学部に加えて薬学、獣医、海洋生命科学、看護、理学、医療衛生、未来工学などを有している理科系の総合大学です。

学部の所在地も神奈川、東京、青森と広範囲に点在しています。

ということはたぶん不人気学部もあることが推測できます。

ある一定以上の学力レベルの生徒をある一定程度、毎年、恒常的に付属高校から入学させることはとても大学にとっては意味があります。

それは入学定員の確保に加えて、一般入試での合格者レベルを難化させるメリットがあるわけですから・・。

一般的に言って、医学部や獣医学部は開設されている学部数自体が少ないために入学するのに大変な学部です。

そのような学部を有している、付属の中学・高等学校であれば中学入試にチャレンジして入学したいと考える受験生徒も増加することは間違いありません。

たぶん、来年2月に行われる中学入試では大幅にその志願者の急増があるはずです。

 さて、高大連携が高校側にとっても昨今のブームにもなっています。

A高校では午前中に授業が終わる日には、希望者対象でN大学の授業を受講して、試験が合格すれば、仮にN大学に入学した場合にはその科目の単位が卒業単位として認定されるそうです。

B女子高校ではC大学の教授に「探究」の授業をご担当いただいているそうです。

理工系大学に多くの女子生徒に進学してほしい大学側と、理系科目に興味がある生徒により興味深く、生徒に学ばせたい高校側のニーズが一致しているパターンです。

実際に、連携後は受験生が増えているそうです。

C高校では近隣にあるT大学の図書館を利用させていただいているそうです。

大学側としては受験生増加につながるオープンキャンパス参加者増に繋げたいはずです。

大学の施設設備を身近に感じてほしい大学側に対して、図書館や学習スペースが狭い高校側としては静かな環境で自習できるスペースを自校の高校生たちに無料で使用させていただくことはメリットがありそうです。

今後も、学校法人どうしが合併して大学が中学・高校を附属化する流れは続きそうです。

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『オペラシティーでのピアノコンサート鑑賞』

2023-11-28 07:07:07 | Weblog

先日、初めて、初台にある東京オペラシティーコンサートホールにプロのピアニストの演奏を聞きに行きました。

演奏者はロシア人のダニエル・ハリトーノフさん。

彼はチャイコフスキー国際コンクール3位の24歳のピアニストです。

彼のこともよく知りませんし、彼が演奏したラフマニノフの作品もよくわからない私。

たまたま招待状をいただいたのでコンサートに行った次第です。

第一部と二部の間に15分の休憩。

3曲くらい演奏すると、立ち上がって3回程丁寧に観客に対してお辞儀をして外にて1分程の休憩、また登場することを3,4回繰り返していましたので実質、1時間程のコンサートでした。

指定座席は、一階の前列。

彼の手の動きがしっかり見えるような指定席でした。

曲も分からない私ですが、彼の両手の手さばきの見事な動きには驚かされました。

 

私が興味を持ったのは、その会場に着た観客でした。

一列には全く客が居ない席もありました。

たぶん、企業が席を購入して得意先などに配ったのかもしれません。

観衆は全体的には高年齢。

男女比で言えば、圧倒的に女性が多いようにも感じられました。

観客の身なりは千差万別です。

着物を着た高齢の女性。

ドレスを着用している女性。

山登りでもするのかと思われるようなカジュアルな身なりの男性。

ロシア人らしき女性も何人もいました。

 

余りにも心地よいピアノの音色に眠気をも催しました。

眠るくらい気持ちの良い演奏だと後で言い訳をしようと思った私です。

お陰様で、眠ることなく1時間の演奏を楽しむことができました。

再度、ピアノコンサートに行くかどうかは微妙ですが・・。

東京で暮らしていても、なかなか初台のオペラシティーに行くことはありません。

音響が素晴らしい会場で、非日常を堪能することができました。

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『安易に欠席する傾向』

2023-11-21 07:07:07 | Weblog

今、学校ではコロナ陽性で欠席する生徒は殆どいません。

それと同時に一時期に比べると、インフルエンザに感染して欠席する生徒も少なくなりました。

しかしながら、昨今の急激な気温変化により「体調不良」、「頭痛」を理由に欠席や遅刻をする生徒が多くなっています。

300人いると10人が欠席、加えて10人が遅刻という状況です。

さらに、明日、大学受験の日なので塾で指導を受けるので「欠席」。

インフルエンザの予防接種をするので「欠席」。

合格発表を家で確認したいので「休み」。

このように簡単に学校を休む傾向が以前にも増して強くなっているようです。

これは、はたして私の勤務校だけの現象なのでしょうか?

それとも、コロナを経験してきた世代の問題なのでしょうか?

調べてみたいと思っている私です。

これはあくまで仮説ですが、コロナ禍に長期に渡る自宅学習を経験した生徒たちは、抵抗なく学校を休むのかもしれません。

あるいはコロナを経験した生徒たちの一定数には病気に対しての抵抗力がコロナ以前と比べて弱い生徒がいるのかもしれません。

対人能力にも弱く、精神的、身体的耐性も弱いのです。

さらに、保護者も、子どもたちが、体調が優れないので休みたいと言えば、それに簡単に同意してくれることも多いようです。

加えて、かつてのように欠席する場合には朝の指定時間(例えば8時から8時10分)に学校に欠席の連絡をするシステムをとる学校も少なくなりました。

今では、ベネッセのクラッシーのようなシステムを利用しての「欠席連絡」。

それはクラウドを利用してメールを送るようなシステムです。

生徒の中には必ず悪知恵の効く生徒も存在しています。

保護者のIDとパスワードを盗み見て、親になりすまして欠席連絡を入れてくるのです。

あまりにも欠席が続く場合には、保護者の携帯電話に連絡をいれる私です。

体調不良にも関わらずに無理をしてまで登校する必要はもちろんありません。

私が心配しているのは、彼らが高校を卒業して大学に進学してからです。

少なくとも、大学では15回の授業で5回休んだら単位を出さないということをシラバスに明記している学校は多々あります。

大学進学後に欠席が多く、単位を落として留年してしまうのではないか、簡単に退学してしまうのではないかと心配している私なのです。

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『アロハ!ハワイに行きます』

2023-11-14 07:07:07 | Weblog

私が海外引率をしたのは2018年のシンガポール、2019年のオーストラリア(ブリスベン)でした。

お陰様で年老いた私にはもう海外引率業務はまわって来ないはずです。

現地での生徒の病気対応やホームステイ先のホストファミリーと生徒とのトラブル仲裁等、問題をあげたらきりがありません。

さて、今夏、職場では海外研修旅行が復活しました。

夏のオーストラリア海外研修が復活して実施されたのです。

さらに、現在10週間にも及ぶセブ島語学研修も実施中です。

加えて、来年早々には、カリフォルニアの姉妹校に生徒が何名か派遣されることになっています。

 

 さて、私ごとではありますが来春にハワイ州のヒロに3泊5日の弾丸ツアーで行くことになりました。

 私にはこのブログにも何回か登場した「寅さん」のような息子がいます。

彼はコロナ禍に結婚し、すでに子どももいるのですが・・。

結婚式をあげていませんでした。

周りからは、

「2人だけでウエディングドレス姿の写真だけでも撮ったらどうか?」とか

「両家の家族だけ集まっての小さな式と食事会をしてはどうか?」など

色々な声があったのですが、なかなか実行におこすことはできなかったようです。

そんな中、ちょっとした雑談からそろそろハワイに行きたいとの親族の声。

それに同調する複数の人々の声。

仕事はなんとか調整するなどの同意の声。

様々な賛同もあり、ヒロで結婚式をあげることに急遽決まったしだいです。

私個人としてはコロナ前の数年、総計5万円程度で行けるタイ、シンガポール、ベトナム旅行を楽しんできました。

今回の宿泊予定地のヒロは義娘のご家族がよく行かれている場所とのことです。

結婚式に同行する機会があることに縁を感じ、旅費の高額さは別にしても感謝している私でもあります。

ハワイでは、「いろは」ではなく、「アロハ」!

旅行記は来春、続けて書かせていただきます。

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『ホームカミングデー』

2023-11-07 07:07:07 | Weblog

先日、学生時代の友人に誘われて初めて母校の「ホームカミングデイ」に参加しました。

ここで言う「ホームカミングデー」とは学園祭開催期間中に卒業生に母校に来て母校を懐かしんでもらう企画です。

会場には700名を超える卒業生が集っていました。

不二家の社長や国会議員も・・。

参加者の殆どは自分を含めて老人たちでした。

しかも、経済学部の大学特性もあり圧倒的に多いおじさん、お爺さんたちでした。

さて、実は私は同窓会組織をあまり好みません。

その理由は、支部会を含めた同窓会に集う大学OBたちは一流企業に勤めていたり、大手企業の役職についているなど、それを衣に会に参加している人が多く私との接点となることが少ないからです。

また、支部会主催での旅行やゴルフコンペなども私としてはちっとも興味をそそられないのです。

さらにさらに言えば、大学同窓会にたしての大学からの文書は寄付金のお願いばかりだからです。

 母校を愛しているOBOGがこれだけいるのですから、その人たちを大学はもっと活用したら良いと私は思っています。

 例えば、J栄養大学はOGに大学のPR業務の一部を委託しています。

全国にいるOGが地元にある高校を訪問しての挨拶や大学紹介の仕事は卒業生にとってもやりがいのある請け負い仕事にちがいありません。

 ただ、そのようなことは殆どの大学でなされていません。

その理由は、一言で言えば「今までやっていなかったから」。

大学の事務職はたいてい一般職です。

一般事務員は入校する、教務、会計、図書館などの仕事をローテーションしていきます。

目立たず、何回かのジョブローテーションをして定年退職。

図書館委員長や入試委員長は各自の専門分野の研究をされている大学教授です。

これって、国会のシステムに少々似ている気がします。

官僚が原稿を作成して、議員が答弁。

入試業務を数年担当する事務員が中心となり、委員長である教授に相談。

このシステムでは新たな改革などできるはずはありません。

 

これは当日ある方から聞いた噂話です。

TK大の課題の一つは女子学生の少なさ。

確かに、女子学生が多いと男子学生がやる気になるとの声を工業系の大学の先生から伺ったことがあります。

最近、正門前、竹茂食堂あたりのかなり広めの土地を大学が購入されました。

噂ではそこには、女子学生の増加を目的に「女子寮」を建てるとのこと。

「?」との私の感想です。

かつて茨城大の1ヶ月の寮費が700円と聞いて、その認知度が上がったことがありました。

さてさて私大が正門前に立てる寮費はいくらにするのだろうか?

留学生だらけになるのではないか?と思った次第です。

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『内田良『教育現場を「臨床」する』慶応義塾大学出版会』を読んで

2023-10-31 07:07:07 | Weblog

p.72 2019年1月に文部科学省が発表した答申の中には、

「基本的には学校以外が担うべき業務」の1つとして「登下校に関する対応」があります。

小学校の登下校時の通学路には緑色のビブスを着用したご老人たちの姿が目立ちます。

私の勤務校では、地域から登校時に生徒が補導を占拠してしまうというクレームもあり就業時間前に学校の通学路の何か所かに立っての登校指導をしています。

外部委託するお金が無いというのが外注していない理由ですが、職務軽減のためにもそろそろアウトソーシングした方が良いのかもしれません。

 

「学校の業務だが、必ずしも教師の担う必要のない業務」の中には校内清掃が入っています。大学生が自大学の教室を掃除するなど聞いたことはありませんが、日本国内の殆どの中学、高校では終礼後に清掃が行われています。

清掃活動を通じて、自教室を綺麗にする、清めるとのお坊さんの修行のような考えがあるのかもしれません。

私の勤務校ではコロナを境に全てのトイレ清掃は用務員さんが行うことになりました。

教室清掃はまだ生徒が行っていますが、全教室に掃除機が用意されているので、それを利用しています。

私が知るオーストラリアの中高では、終礼が終わったら直ぐに15時頃には全員が下校します。

掃除は、業者委託。

クラブ活動は地域のクラブに所属しての活動を行う。

学校がブラックだと言われなくなると思うのですが・・。

 

「教師の業務だが、負担軽減が可能な業務」の中には「学校行事の準備・運営」や「進路指導」があげられています。

テニスコート2面分しか校庭のない私の勤務校は体育祭については外部施設をお借りして実施しています。

レンタルで借りた運動会道具、メガホンなどの多くの用品をレンタカーのトラックに積んで代々木体育館や東京体育館などの会場まで早朝に運び入れます。

車のレンタル、運転、物品準備まで全て教員の仕事が当日の進行業務に加わります。

会場の設営込みで全てをお願いできる業者もあるようです。

これもアウトソーシングが必須であると思われます。

 

プラス

p.134「マフラーは自転車の車輪に絡まれる恐れがあることに加え、ヘルメット着用が不充分になることも考えられる」安城市ウェブサイト「『市民の声』の公表」2018年8月回答

学校に見られがちの保守的な考えを守ろうとする理由付けだと思いました。

マフラーを学校指定にしようか?

マフラーの色や柄が華美になったらどうするか?

マフラーの丈、長さを決めなければならないのでは?

など、学校「あるある」の職員会議での議論が浮かんできた私でした。

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