数日後に体育祭が行われます。
6月に実施する体育祭は常に当日の天気を気にしてきました。
梅雨時ということもあり、雨で順延ということも過去には多々ありました。
約1500名の生徒が在籍する学校の校庭はテニスコート2面しかありません。
テニスコート2面の狭さでは非常時に全校生が一斉に校庭に避難することもできないのです。
よって、毎年体育祭は郊外のグラウンドや体育館をお借りして実施してきました。
一昨年は「東京体育館」、昨年は「隅田区総合体育館」での屋内実施。
おかげさまで天候を気にせずに予定通りに体育祭を実施することができました。
今年の条件として同一日に中学と高校が別の場所で実施することがまず決まりました。
生徒が参加できる種目を多くするためです。
加えて、2つの実施場所はできるだけ近い方が良いということ。
兄弟姉妹で中学校と高校に在籍している保護者も両方の場所の行き来をしやすくしたほうが良いというのが、その理由です。
そこで、最終的に決まった実施場所は「代々木第一体育館」と「代々木第二体育館」をお借りしての実施です。
生徒一人あたり1000円程度の出費で有名な体育館を借用して体育祭を実施できるのは都内にある私立中学・高校だからこそかもしれません。
さて、当日の私の仕事はこの数年間同じ仕事です。
それは会場入り口での受付係です。
来場される保護者対応と、不審者入場を阻止することが私の仕事です。
重要な仕事ではあるのですが、当日の運営にフィールド内で携わる仕事ではありません。
よって、いつも会場内で何が行われているのかを把握できないというのが唯一のこの仕事の欠点です。
単なる警備員として考えるか、それとも入り口で学校を代表して立っている人と考えるかで自分自身の疲れ度合いは変わってきそうです。
もちろん後者の気持ちで、終日立っていようと思います。