芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『自転車』

2009-06-10 20:26:10 | Weblog
最寄駅ホームに掲示されているあるポスターがとても印象に残った。
それは、電車車内への自転車の持ち込みについてだ。
「折りたたみ自転車であり自転車にはカバー!」
そのポスターには、
社内の弱者に迷惑をかけている様子をあらわすような
自転車を持ち込む黒い人の影絵も添えられている。
それはまるで白い歯を襲う黒い悪者の虫歯菌のように。
禁止! 禁止! 禁止!
まるで、シンガポールの国内に星の数ほど掲示されている
"Fine"という警告文と同じだ。
謙虚に、カバーまでかけて一般の乗客に迷惑をかけないように
そして配慮してまで自転車を電車に持ち込みたい人は、
日本一周旅行を自転車でしている人のような一部の該当者だけだと思う。
そんなに電車内への持ち込みはいけないことなのだろうか?
世の中、エコブームであり自転車もその波に乗っている。
10万円を超えるような電気自転車も飛ぶように売れているそうだ。
バッテリーは2年間程で劣化してしまうので
2年ごとに2万5千円の出費が必要だ。
それは格安に販売されている中国製の自転車よりも高い値段で。
そんなエコな日常の足を電車に詰め込めないことは釈然としない。
もっとも、首都圏のラッシュアワーは車内に入るだけでも大変なのだから
自転車の持ち込みどころではないが。
では諸外国の状況はどうだろうか?
私が知る限り、
合衆国やオーストラリアでは郊外も走る高速列車には
自転車の持ち込みが可能だ。
しかも、それを前提に電車の車内も設計されている。
加えて、電車のホームにも自転車に乗ったままでたどり着くことが可能だ。
都内でも都心に行けばいくほど、
一方通行路も多くなり車での移動は効率的ではないと強く感じる。
お気に入りの原付、
「チョイノリ」は30キロしか出ないので都内では怖くて乗れそうにない。
自転車道が整備されたり、
電動自転車用の充電スタンドが街に整備されるのであれば、
もっと自転車で遠出してみたい。
出来るだけ遠くまで走って、帰りは電車に自転車を積んで帰宅もおつな考えだ!
自動車の新車を購入すれば20万円ものエコ減税になるのなら、
自転車の購入補助もぜひ行ってほしい。
現行の古い政治システムの世界で言えば、
まず自転車議連の立ち上げが必要なのかもしれないが。

コメント
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