芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『屋形船』

2009-07-08 21:59:01 | Weblog
この時期は企業でいう決算に近い状況だと思う。
日常常務に加えて、日曜出勤が月の半分もある状態だ。
先週の日曜日は、“やかた船”での○○業界との懇親会だった。
業務命令なので夕刻より参加。
百名乗船可能な屋形船は中年男性でぎっしり寿司詰め状態となっていた。
暑い夏の夜なのにダークスーツに身を包んだ男たちは、
その高速船でお台場まで運ばれた。
とにかく、すごいスピード、それに荒波で揺れるわ、揺れるわ。
屋形船というと、
木造で昔の風情を感じさせてくれることを期待したのだが・・。
実態は、上部が透明になっている近未来型の潜水艦のようであった。
座ったまま、外にある海面は、私の視線の位置と比べても変わらなかった。
お台場に到着すると、停泊中に揚げられたアツアツの天麩羅が配られた。
しかし、波は荒れ狂っているので配膳係の仲居さんは足がふらつき
揚げたての天麩羅を客たちの大皿に移すのに、
 何度も皿以外のテーブルに落としていた。
 こちらとしては、江戸前天麩羅を期待していたのだが、
まず出てきたのは、カニ脚の天麩羅(江戸前じゃないじゃん)
次に出てきたのが、夏ナス、そしてサツマ芋だった。
お腹も膨れ、もたれ始めたあたりで出されたのは海老とアナゴだった。
もう、その頃には胸やけ状態で食べることができなかった。
 お台場では、
  人口の砂浜で戯れる人々を沖の船からボオ~ト見る機会に恵まれたが、
“見る”ことは、“見られること”でもあるので、
百人もの多くの背広をまとった中年オヤジたちが、
天麩羅をほおばる姿をオモシロ、おかしく見られたに違いない。

「シンガポール」
昨日のゼミで、明学大学院の博士課程に在籍しているMさんの発表を聞いた。
発表内容は割愛させていただくが、
 それはシンガポールの文化についてだった。
もう何年もシンガポールには行っていないが、
シンガポールを懐かしく思い出した。
ゴミひとつ落ちていないシンガポール。
街のあちこちに”Fine(罰金)”を警告するステッカー。
地下鉄では、ガムを吐き捨てたら“罰金”だ。
街は近代的な建物、
 高級ホテルやそれらに直結したショッピングモールが至るところにある。
都市自体が、すごく人工的であり、ディズニーランドをビジネス街にしたような
雰囲気が漂っている。
そのように無機質で、人工的で、
近未来的な国の対局にある屋台村や庶民的な中華街はとても印象的だった。
私にとってのシンガポールは、
ホテルに数日間滞在して、ホテル内のプールで一休み。
イギリス植民地下にあった影響もあり、お茶をする文化も充実している。
アフタヌーンティーとケーキを楽しみ、
夜は、セントーサ島側の倉庫の最上階にある
リボルディングレストランで北京ダックを食する。
休息とショッピングと食事。そんな印象のシンガポール。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする