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「解散」

2009-07-22 22:41:57 | Weblog
解散
昨日、衆議院が解散された。
夕方6時にテレビを見ることことなど、殆どないのだが昨日の麻生首相の
首相官邸でのライブ放送に見入ってしまった。
見入るという表現は適切ではないのかもしれない。
とにかく面白くて、昨今の芸人のへたな漫才やコントを見ているよりも面白かった。
なぜ、おもしろいと感じたのかを文字で表現するには難しいがとにかく間の取り方が変だった。
小泉元首相と同様に国民に訴えかけようとしているようであるが、
心がこもっていないためか?
自分の言葉になっていない為か?
何を国民に語ってもA+Bは~、B+Aで~、
あるからしてC+DはD+Cなのです~、という単調なリズム、
まさに拍子が抜けている口調だった。
バカボンのパパが首相演説しているような・・。
それはそれでいいのだ~とうったえかけられそうだった。
記者からの代表質問も、指名を受けた記者は一対一の関係で質問をしているのに、
間の取り方の悪い首相は、記者に対して返答しているのではなく
何百人、何千人に向かって演説をしているような言い回しや語尾の上げ方が滑稽に思えて仕方なかった。
福田前首相の方が、「あなたとは違うんです」という返答が何度も使いまわされているが、
あれこそ、一対一でのやり方の基本に思える。
ブッシュやレーガンはカッコよくメディアを利用して、
テレビ受けするような演説を行い大衆の心を掴み大統領になった。
GEの電化製品の宣伝から、まさに大統領を演じられるかで大統領に選出されたのだ。
しかるに、わが国の首相はテレビの使い方がお粗末すぎるのではないだろうか?
どうみても、昨日の演説は田舎芝居であり、彼らは善人には見られない。
私だったら、演説を最小限に短くして最後に以下の言葉で〆るだろう。
「衆議院が解散した大切な今日という日ではありますが、今から、災害の起こっている山口県防府市に向かい状況把握を行い陣頭指揮に当たります。」
災害担当には大臣がいるが、災害を利用してこのような言葉を発するほうが国民受けはよくなるのではないだろうかと思ってしまった。
いずれにしても、梅雨もあけ暑い日が続くが更に夏の後半は選挙合戦で街が煩くなることは間違いない。
だれが善人かわからない私には、立候補者はピノキオに見えてしまう。
大衆に訴えれば訴えるほど、嘘をつけば吐くほど鼻よ伸びてくれと願ってしまう。


コメント
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