芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

「風神」と「駆け込み下車」

2009-11-10 00:00:10 | Weblog
「駆け込み乗車はお止めください」
という注意を喚起する放送はよく聞くが、
「駆け込み下車はお止めください」という放送は聞いたことがない、
不思議だと重いながら千葉県の松戸駅周辺をうろついていると
あることに気がついた。
それは、
学校という社会に対抗して
社会や学校のルールから自らを解放するように
胸元を開け、リボンをダラシナク締め
スカートを超短くしている女子高生や
取り去ることはなく、
ネクタイを酔っ払いの親父のようにゆるめて
制服のズボンを腰パンにしている男子高校生も

「マスク」はルーズに着用していない。
しっかりと両方の端のゴムを耳にかけ
口元を隠している。
やけに彼らがルールにのっとった
マスク着用をしていることが気になって仕方なかった。

そのようなことが気になったのも
今、「二項対立」が気にかかるからに違いない。
「若い」と「老けている」、
まったく違うものに思えるがその境界線が問題だ。
老人が集うデイケアセンターでは、80歳、90歳の老人は珍しくはない。
80半ばの義母も、95歳の老人からは「あなたは若い」といわれると言う。
「若い」と言われることは、施設の多くの老人たちにとっては
自分はまだ若いと自覚できる切っ掛けを与えてくれてもいるようだ。

少子化。年金不安。後期高齢者。
人口の四分の一が65歳以上の老人たちで占められる、
そして老人を支える子供達の数が足りない。
このような不安をあおる報道が繰り返される。
でも、それって境界線や視点を20歳位の若者に置いているのではないだろうか。
この際、いっそのこと90歳以上を老人とするように
定義してしまってはどうだろうか?

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まず何本かのCMが好きになれない。
それは、お茶としょう油のTVコマーシャルだ。
嫁と姑が登場。
いかにも意地悪そうな、
一言余計なことを言いそうな姑とそんな姑に対抗する嫁だ。
もちろん、製品の優位性を説得し姑をやり込める嫁という構図だ。
なんだか、とても古臭さを感じてしまう。
そして次に気になるのはテレビCMへのお馴染みの芸能人の多用だ。
東急エージェンシー調べによると芸能人が使用している、
薦めていることを商品購入の決定とする率はわずか13%にすぎない。
実際に使っている人(38.7%)
普段良く会う身近な人(32%)
その業界に詳しい知識を持つ人(30.7%)
など、体験者や語り合える友人の意見を重視するバズコミが主流だ。
企業も、広告代理店もそのような消費者志向は既に理解しているはずなのに
飽きもせずに多額の出演料が芸能人に支払われている。

私は基本的にはCMが好きだ。
子どものころにテレビで見た新日本プロレスの試合。
試合前や試合と試合の間では
リング上のマット掃除を電気掃除機を利用して生CMパフォーマンスを行なっていた。
それは三菱電機の「フウジン」という掃除機だった。
友達とプロレスごっこをする時にも、
そのシーンを真似てじゃれっこの前の儀式として
掃除機を和室にかけたものだ。
または、「月光」というテレビ番組に登場する戦闘忍者に憧れ、
ヘルメットをかぶり、マントの代わりに風呂敷を使用し、
背中にプラスチック製の刀を差し込んで、
ブロック塀から飛び降り遊んだ。
それもCMの良き思い出である。



コメント
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