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『湾岸エリア高層マンション』

2011-12-06 06:06:06 | Weblog

連日のように流される石川遼の高層マンションのCMにくわえ

東京12チャンネル「ガイアの夜明け」で高層マンションが取り上げられていた。

それらの罠にはめられ、

目覚めるとそこは海。

窓の外は素晴らしい夜景。

欲望が喚起れたこともあり

都内湾岸地区にある高層マンションを見に行った。

景気がいい話と思われてしまうかもしれないが・・。

ここには書けない諸事情があっての理由からだ。

 

さて都内の湾岸エリアには郊外からの都心回帰現象に呼応するように

何棟もの高層、大規模マンションが建設中であり、予定も多い。

有明、豊洲といった建設地は都内のゴミの埋め立てで出来上がっている場所でもある。

街が新しく、駅からも近い。

さらに徒歩圏にはオシャレな飲食店を中心とするショッピングモールが併設されていたり、

24時間スーパーも隣接していたり、

東京駅や銀座まで徒歩圏であるという利便性もある。

加えて、東京湾やベイブリッジが一望できる展望の良さもそのウリである。

 

まず、訪問前にショッピングモールを見学した。

店舗やそこで売られているものよりも、

どうしてもそこにいる人々に目が行ってしまう。

20代後半から30代後半位の小金持ちそうな、

子連れの若夫婦の姿が目立った。

中年の場合は、高額で購入したと思われる小型犬を連れていた。

私はこの街のターゲットとする層には入っていないと思いながら

マンションギャラリー(モデルルーム付き現地案内所)へと向かった。

そこに入ると、そこには人、人、人。

この不況下にも関らず盛況であることに驚いてしまった。

マンションのモデルルーム見学、説明で約2時間以上。

地震の後の販売であり、

首都圏直下型地震想定されているので

埋立地の液状化対策に十分すぎる説明がされていた。

 →国と同じで想定して、対策しているが・・。実際に液状化した場合には想定外の規模での発生を問題にするのであろうと思えてもしまう。

 

「免振」、「耐震」、「制震」いかに自社物件が揺れに優れているのかも強調されている。

非常時に24時間稼働するエレベーター(法律では6時間動かなければならないらしい)、

ホームセンターで売っているような簡便な自家発電機、ヘルメット、ポリバケツ・・。

防災対策グッズが5階ごとに常備されているのもそのマンションの売りでもある。

 

 →首都圏直下型地震が発生したら、耐震でマンションは壊れないかもしれない。

しかし水道、電気、ガス、・・といったライフラインの復旧にはかなりの時間がかかるはずだ。

また、最寄りの駅は耐震構造でないかもしれない。

いやいやそれよりも勤務先そのものが潰れてしまう(倒産してしまう)かもしれない。

 

勉強にはなったが、ほとほと疲れ果ててしまった。

全ての所有財産を処分して、

さらに定年後も払い続けなければならない長期のローンを組むという無理までして

購入する必要はないという結論に達したはず?

 

コメント
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